味覚の秋 始まりました

味覚の秋 始まりました

※写真↑ マテバシイ(どんぐりの一種)をたくさん拾ってきて、自ら炒って食べる子どもたちです。

 

いつも遊んでいるフィールドを散策していると、木のところにツルが巻き付き、その先に緑の実を見つけた子がいました。

Aくん「あ!何かなってる!」

Yちゃん「あれ、ふゆびか、あけびじゃない?あ!あそこにもあるよ」

昨年、ふゆびやあけびを食べたYちゃんは覚えていたようです。

緑のふゆびを見つけ、「いつ食べれるかな~?」

何日かおきに様子を見に行っては、「まだ緑だ」「良かった!カラスには食べられてない!」

カラスも好きなことをよく知っています(笑)


 

枯葉の隙間に、茶色いコロンとした実を発見。

Tちゃん「あ!椎の実落ちてる」

Sちゃん「これ食べれるの?」

Tちゃん「うん、食べれるよー。歯で噛んで割るんだよ」

今年度入園したSちゃんに、お山歴の長いTちゃんが、食べれることや食べ方を伝えていました。Tちゃんが食べているところを見ると、安心してSちゃんもパクリ!

Sちゃん「わ~!おいしいねぇ!」

 

エビヅルも少しずつ顔を出し始めています。

エビヅルとは、山ぶとうに似た果実で、少し酸っぱみがあります。

昨年見つけた場所を覚えていてそこに見に行ったり、おでかけ先で葉っぱの形や実の形を見て「これエビヅルじゃない?!」と見つけたり…

『合ってるかな?』と不安な時は、詳しいスタッフと一緒に確認。

一緒に葉っぱの形を再確認し、エビヅルと分かると、「やったー!」「合ってた!」と大喜びで食べています♪

 

自分で見つけたものを食べる、というのは、美味しいだけでなく、面白さが加わります。

まるで宝探しのようで、自分で見つけた時の嬉しさは格別です。

自分一人で食べる!も美味しいけれど、自分の見つけた美味しいものをみんなに伝えて「おいしいね~」を分け合えるのも、醍醐味の1つ。

実りの秋が始まり、これから益々食べ物探しが楽しくなる季節へ♪

子どもたちと一緒に、色々な場所で「みーつけた!」と発見を楽しみ、秋の味覚を味わっていきたいです☺

みっちゃん

 

エビヅルが採れ始めました。
昨年採った場所を覚えていて、今年もゲット!

おでかけ先で見つけたエビヅル。
お山で一度食べたAくんが、この日も「食べてみよっかな~」と口へ運んでいました。
感想は…「すっぱ~~~い!!」

椎の実発見!
お互いに6個ずつ見つけ、「一緒だ~」と嬉しそう♪

栗拾いへ。
足でこうやっていがを広げて…
「採れた~!」

自分の拾った栗を、お友だちへ。
「いいの?もらっていいの?」
「いいよ!あげる!」
「ありがと~!」

栗拾いへ向かった日。
道沿いから海が綺麗に見えます。
「あそこに家があるよ」
「船も見えるね」
会話も弾みます♪