火を扱うこと

火を扱うこと

今年も『お山の教室』をよろしくお願いします。

新年が明けてしまいましたが、火を扱うことについてと年末の様子です。

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お山の教室では日々
色々な場面で火を扱う姿があります。

例えば、
クッキングで美味しいご飯を作る
椎の実や栗などの木の実炒る
草木染めをする為に染液や布をコトコト煮る
冷えた身体を温める為にお湯を沸かす…等々

秋から火を扱う経験を重ね
子ども達にとっても火の存在が
少しずつ身近な存在となってきました🔥

そんな色んな事ができる火を使う為に
欠かせないのが燃料となる薪や杉の葉

自分たちで火を扱えるようになってきたからこそ
燃料という存在も意識してほしいと思っています。

マッチの火を薪に移すには
杉の葉や細い枝や竹がいること

火を強火にしたい時には太い薪がほしいこと

湿っている燃料は
火を点けるのが大変で時間がかかり
目が痛い煙が沢山出ること

それぞれの実体験の中で
『こうした方がいい!』
『こういうのが欲しい!』
という知識も1つ1つ積み重ねている所です。

火をつける事も大変だけど
火を扱う前の準備も
時間やパワーを使って大変なんだなぁ🤔

それなら!
少ない燃料で火を点ける方法はないかな?

薪拾いに行く時に
ノコギリで切らない大きさの薪を集めようかな

雪で湿ったから
おひさまの下で乾かしておこう!

などなど、必要な準備の中で
『どうしたら自分が楽ちんになるかな』
を、それぞれ自分好みの形で
見つけてもらえたら嬉しいなぁ♪

冬の季節は特に
火の暖かさやありがたさが
心にも身体にも沁みる時期☃️

準備をしっかりしてあるからこその
火がいつでも使えるありがたさや
火があるからできる楽しいことを

みんなで味わいながら
寒い冬も楽しく過ごして行きたいです!

今年も沢山の方々の
温かいサポートや見守りのおかげで

ゆまちゃん

 

クッキングの日の火担当(釜戸)

薪小屋に集めた、細い枝から太い薪の中から
『薪にしっかり火がつく』を目指して厳選中…

薪の太さや準備する量は自分で考えたり
得意な子に教えてもらいながら準備しています

使った分だけ、薪小屋の薪も減る
減った時には、次に備えて集めにでかけよう💪

『薪拾いの途中でいい剣みーつけた!!!』

「わっしょい!」って順番に言おうよ!とSちゃん🧒🏻

「わっしょい」「わっしょい」「わっしょい」
重いことよりも楽しい気持ちが大きくなるね♪

大きな薪は、釜戸に入るくらいの大きさに!

『どうやったら切りやすいかな?』
高さや角度を調整しながら
自分好みのやり方を実験中〜🫣✨

この日のおやつはお山の給食を作ってくれる
調理師さんが作ってくれたパン🍞

肌寒くなってくる夕方に焚き火を囲みながら
じっくりじっくり焼いて『いただきます!』

煤で真っ黒になったけど美味しかったね〜♪

今日は冬至だ!手温泉を作ろう♨️🍊

みんなで協力してお湯を沸かすぞ!!!

お湯が沸いたら次の準備✨✨

地域の方に頂いたゆずと
干しておいたみかんの皮と
2種類の手温泉を作りました

冷え切ったみんなの指先も
実や皮を揉んでいるうちに
あったかポカポカのいい匂い🍊🍊🍊

田んぼでお世話になっている
保護者の方から頂いた藁でしめ縄作り

『ねじねじしてから交換♪』
2人で歌いながら“綯う”を経験しました

冬休み前の大掃除🧹✨✨

年長さんの用事で途中抜けになったSくん。

「僕がいなくなっても平気かな〜…」と
心配しながらその場を離れて行ったのですが、
年中さん2人が最後の最後まで綺麗に磨いてくれて
ピッカピカに!!!

帰ってきたSくんは、真っ先に水道へ向かい
「わーピカピカだ!ありがとう2人とも!」
とにっこりお礼を伝えていました☺️

大掃除中やる事をなかなか見つけられず
ふらふらうろうろしてたお山の末っ子2人
(年少と最年少)

それならここを手伝って〜、と
棚を拭く為に大きい子たちが乗っていたベンチを
『ぐらぐら揺れないように押さえる係』に任命すると
2人でぎゅっと押さえててくれました👏

こんな役割も大事だね🫶🏼