秋の遊び 倒木!? おいしいもの!草花のブーケetc.
子どもたちみんなが楽しんだ海の季節が終わり、9月からはお山で遊ぶ日々が戻ってきました。
9月は季節の変わり目で、暑い日があったり急に気温が下がって肌寒く感じる日があったりと少しずつ秋を感じ始め、10月に入ってからはぐっと寒くなり、木の上から葉っぱの雨が降ってくることが多くなってきています。
気温の変化があるからこそ、自然も移り変わっていく。
そんなことを感じさせる日々の変化が面白くもあります。
さて、秋はどんな発見があるのでしょう。
【季節ならではの出来事】
秋は台風の季節。
9月は台風が2回も通り、倒木があったりと自然の怖さを改めて感じました。
台風が通り過ぎた後に出勤すると、道の上にたくさんの折れた枝や飛んできた葉っぱ。
細い木が折れて道を通せんぼしていた時もありました。
ひとまず大きな被害がなく安心したところで、落ちた枝や杉の葉を見て思ったのは、9月から始まったクッキング用に使えるということ。
ということで、子どもたちと一緒に集めにいくことに。
台風後に落ちていたのは、枝や葉っぱだけではありませんでした。
子どもたちの大好きなものがたくさん落ちているのを発見!
それは…………椎の実!!
どんぐりの仲間である椎の実ですが、アクが少なく、生でも食べれるとあって子どもたちは夢中で拾います。
昨年度は金光寺山周辺の椎の実は不成年だったのか全然発見できなかったのですが、今年はその分たくさんの椎の実を見つけられています。
落ちてるスポットを見つけると、集める子どもたちの集中力がすごい!
集めた杉の葉や枝で焚火を焚いて、集めた椎の実を炒る。
自然のつながりを感じる瞬間。
火をつけるのも子どもたちと一緒に。
どうやって火が大きくなっていくのか、子どもたちも興味津々です。
椎の実は火を通すとより味が濃く、おつまみ感覚でパクパク♪
マテバシイも椎の仲間だから食べれるんだよ~と伝えると、焼いて食べてみよう!と焼いてみました。
「アーモンドみたいで美味しい!」と大好評♪
こんな風に、食べるためだったり、体をあっためるためだったりと、これから焚火を作る機会は増えていくでしょう。
【草花を使って…】
春も花がたくさん咲きますが、秋も春に負けず劣らず色んな花が咲きます。
おままごとに使うのに、草花を集める。
器は貝殻。
集めた花でお料理を作る。
カタツムリの殻は飾りだそうです。
中には誰も住んでいません、ご心配なく(笑)
こちらはフキの葉の器でジュース作り。
ストロー付きです♪
【暑すぎず、寒くもなく…】
過ごしやすい季節なのもあるのか、よく寝転がってる姿を見ます(笑)
こちらは、おうちごっこの延長線で、夜になった、寝るよ~と寝ているところ。
まぶしくないように、ちゃんと顔にもタオルをかける。
【椎の実だけじゃない!秋の味覚】
少しずつ顔を出し始めた秋の味覚。
金光寺の坂の途中で出てくる美味しいもの♪
まずはあけび。
9月から実をみつけては、「まだ青いね~」「場所を覚えておいて、カラスに取られる前にこないとね!」と話していました。
10月に入り散歩に出かけた時、葉っぱの形を覚えた子が、これあけびの葉っぱだ!と言って見つけた先についていたのですが、それもまだ開いておらず…
すると、その横でスタッフのあがちゃんが、「あ…!!」と見つけた開いたあけび。
子どもたちの目はキラキラ…!
食べたい!とみんなが集まってきます。
栗も落ちています♪
小さな栗だけど、甘味が強くて美味しい栗。
「栗食べたいな~!」と言いながら綺麗な栗を選別し、このあと友だちが作ってくれた火で茹でて食べました。
10月に入り、むかご・ふゆび(ムベ)・やまぶどうの仲間も見つけて秋の味覚を楽しんでいます。
その季節ならではのものを知ったり感じたり楽しんだりできるのが、野外遊びの醍醐味♪
まだまだ続く秋。
これからも楽しんでいくぞ~!
みっちゃん