作者別: oyama

「何をさせるか」よりも、「どう関わるか」が大切

「何をさせるか」よりも、「どう関わるか」が大切

大人は勝手なもので、 「あれをさせたら、子どもはこうなるだろう。こんな力がつくだろう。」と […]

今年の海遊び

今年の海遊び

雨の多い9月です。久々に晴れた日、ふわ~っと 金木犀の香りがどこからか匂って、風も気持ちい […]

お山の教室に通って、子どもたちはどう変わっていくか?(アンケート調査PDFより)

お山の教室に通って、子どもたちはどう変わっていくか?(アンケート調査PDFより)

5年目に入ったお山の教室ですが、「お山に入って何が変わりますか?」とよく聞かれます。

子どもたちの変化の一つとしてとても実感して分かりやすいものが、自然に関わることです。

 

島で育った子どもたちでも、今や「虫がきらい、怖い、泥だらけになるのが嫌、海が怖い・・・」などが当たり前。

お山に来始めた頃は、そういう場面によく出会います。

「せっかくこんな自然がいっぱいな島なのに、山も海も知らない、虫は触れない。

島の子どもたちが育つ環境として、本当にこのままでいいのかな・・・。」と思ったことが

お山の教室を始めた理由の一つです。

そんな子どもたちがお山で、遊び上手なお兄ちゃん・お姉ちゃんの背中を見て、

徐々に山も海も、虫たちも「おもしろい!」に変わっていきます。

泥の気持ちよさ、虫の面白さ、自然の中で心も体もどっぷりつかって遊べるようになります。

(保々見地区で田んぼをお借りして泥んこに!)

 

昨年度(平成30年度)3月、一年間のお子さんの変化について保護者の方向けにアンケート調査を行いました。

平日クラス(週1・2・3コース)と土曜クラスの子どもたち対象です。

その結果を見ると、自然への興味が広がり、危険な植物・生き物を覚え、更に山や海で遊びたいという意欲が育っている

ということが分かりました。

(東地区のおしき浜で、流れてきた板を船に!)

 

お山の教室は、自然に関わるところだけでなく、

自分で考えて動く、自分の気持ちを言葉にして伝えるなど、

日々積み重ねることで教育的な側面も育んでいきたいと思っていますが、

一番先に、短い期間でも効果が出やすいのは「自然に関すること」だと思います。

実際に、土曜クラスのように、月に2回午前中自然の中で遊ぶだけでも、

「ああ~、はじめの方に比べると自然の中であそべるようになったな~」

と子どもの変化を見ることができました。

 

(木登りはその子のペースで。初めてできたときの顔といったら・・・!!)

 

今だからこそできる、幼児期だからこそできる自然の中での遊び。

日本中でそれが広がっていけばといいなと思っています。

(落ち葉がとっても気持ちがいい秋。葉っぱが落ちるともうすぐ冬がだなあって。)

 

↓アンケート結果はこちら↓

~お山で過ごした子どもたちが一年間でどう変わっていったか見ることができます~

お山の教室・保護者アンケート(平成30年度)

採用情報更新のお知らせ

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スタッフ向け 海の安全講習会

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こんにちは、NPO隠岐しぜんむらスタッフの藤本です。 7月から行なわれる海遊びに向けて、安 […]

海士町 島を遊びこむ!おでかけが始まりました♪

海士町 島を遊びこむ!おでかけが始まりました♪

こんにちは!お山の教室スタッフのかなちゃんです!

昨年度に引き続き、月に3回程度『おでかけ』として、海士町の各地区に遊びにいかせてもらっているお山の教室♪

4月は拠点である金光寺山での遊びを深め、いよいよ5月からはおでかけがスタート。

今年度初のおでかけ先は・・・『御波(みなみ)地区』!

 

決め手はなんと言っても、

「5月には、うちの庭に綺麗な牡丹が咲くからみにおいで。」と言う、昨年度のおでかけ先で出会ったお母さんの力強い一言でした。

お母さん元気かな?また会えるかな?不安もちょこっと混じった期待でいっぱいの胸中。なんと、半年ぶりの再会を果たすことができたんです!

「また会えた!」嬉しさで飛び上がりました。そしてお庭に招待していただき、約束の牡丹を拝見した後、お母さんは『小学校の大好きな先生に教えてもらった』という歌と振り(本来は大きな旗を持って踊るそうです♪)を披露してくださいました!

じっと見入るこどもたち。晴れやかなピカピカの笑顔でいるお母さんですが、その歌と振りの力強さには圧倒される魅力があり、息をのみます。

さよならの前にはふたりの年長児の手をとり、「勉強するということは、とっても素晴らしいことだからね。頑張るんだよ。」とひとりずつに伝えてくださいました。

まっすぐなその瞳と言葉は、こどもたちの心にすっと届いたはずです。

 

そんなやりとりをしている中、ひとりの脱走兵がおりました(笑)

そのこどもに温かく寄り添うのは、御波地区の区長さんと公民館長さんです。おふたりは昨年度に引き続き今回も、おでかけの度に一緒に歩いてくださいました!

 

「もうお母ちゃんとは来んでいいんか~♪」と公民館長さん。

昨年度のおでかけでは入園したてで、母と一緒にお山に通っていた女の子をみてそう言いました。

半年経った今回のおでかけでは、もちろん母とは朝 笑顔でわかれ、この細い板の橋を渡ることに挑戦していました!「こっちの足(自分の右足)がこわいって言ってるよ~」なんて言いながら♪

 

「〇ちゃんはほんとに花が好きなんだなあ~」と公民館長さん。

毎回のようにお花を摘む姿を、しっかり見てくださっていました。

その女の子は「なんか低くなった!?」とびっくりして大人に報告。自分の身長が伸びたことに、神社の段登りで実感しておりました♪

 

初めて会ったこどもにも、丁寧に寄り添い、語りかける公民館長さんの姿は、私自身学ぶことが多くありました。

 

公民館長さんの提案で、お庭にヒマワリを植えさせてもらうことに♪

なんとその1週間後のおでかけでは、種付きの双葉に成長した姿をみることができました!!

1か月経った今でも、『ひまわりを見に行きたい!公民館長さんに会いにいきたい!』と言う声もあがり、”海士町のおじいちゃん”という温かい存在になっていることがわかります♪

 

関西出身の区長さんは”ノリ”がとっても良く、はじまりの会にも参加してくださったり♪

しかし時には、一歩引いて見守ってくださったり・・・♪

布施神社の長い長い階段を登るときには、こうして触れるか触れないかの、思いやりの手を添えてくださいました。

 

そんな区長さんの懐の深さや、温かさは、”心の拠り所”となりました。

初対面の人に、少し臆病な女の子。でも帰り際には、すっかり手を繋いで、たくさんおしゃべりしながら歩いておりました♪たった数回、たった数時間の関わりとは思えないほど、ふたりの時間は濃いものだったにちがいありません。

 

最終日のおわかれの時にはみんなを抱きしめ、思わず区長さんもほろり・・・

これほどまでにお山のこどもたち一人ひとりを”見て”、深く関わってくださったこと、感動しました。

 

その温かさは、区長さんや公民館長さんだけではありません♪

お弁当を食べながらではありますが、海士町の町長候補者演説を聞くために集まっていると

「今年の運動会もにぎやかになるなぁ~♪」と声をかけてくださった方もいらっしゃいました!

(昨年の御波地区運動会に、お山の教室を招待してくださいました♪)

 

また、海士町で話題!?の”手作りの日本庭園”にもお邪魔しました♪

本格的な作りに大人もこどもも大興奮!木彫りの蛙に蝶々、点描画の鶴など凝った工夫がなされたものばかり!

ミニチュアな世界観に心もっていかれ、思わず触ってしまうこどもたちに対して、スタッフはひやひや💦

しかし、制作された方は「大丈夫、大丈夫。また直せばいいんだから♪」と広い心で受け止めてくださいました。

 

ふと岸壁をのぞき込み、ガンガゼを発見したり・・・

本物のシマヘビの動きに圧倒されたり・・・

畑に生ったおおきなイチゴをいただいたり・・・

船の修理場を目撃したり・・・

 

”自然と共に過ごす”ということは、季節の文化・営みを肌で感じるということ。

おでかけでは、そういった海士町の仕事や生活を知る大切なきっかけとなっています。

 

「またおいで。」この一言と、それに代わる関わりがたくさんたくさん積み重なり、『また行きたい』『帰る場所がある』となんとなく思えることが、”郷土愛”の正体なのではないかと実感した、御波地区のおでかけでした。

 

欠かさず参加してくださった区長さんや公民館長さんをはじめ、足を止めてお話をしてくださった方、にぎやかな声をきいて温かく見守ってくださった全ての御波地区の皆様、本当にありがとうございました!

 

 

6月は崎(さき)地区におじゃまし、来る7月は豊田(とよだ)地区におでかけをする予定です♪

梅雨を超えて夏遊びへと、季節と共に遊びこむお山の教室。どんな人に、どんなことに出会えるのか今から楽しみです!

新年度スタートしました!!

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こんにちは!お山の教室スタッフ かほです。 お山の教室の新年度も4月2日よりスタートしまし […]

海士町全14地区!まわることができました♪<後編>

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こんにちは!お山の教室スタッフのかなちゃんです!前回の投稿では、お山の教室の取り組みのひと […]

海士町全14地区!まわることができました♪<前編>

海士町全14地区!まわることができました♪<前編>

こんにちは!お山の教室スタッフのかなちゃんです!梅が咲き、桜が咲き、ぐんぐん伸びるつくしにびっくりしながら過ごすお山の教室。

昨年度より、金光寺山を飛び出して月に3回程度、『おでかけ』として海士町の各地区におじゃましておりましたが、今年度ついに14地区!全てまわることができました♪今回は前編として、5月~10月の様子をお届けします♪

 

~5月 保々見地区~

名水百選でおなじみの”天川の水”が湧く、保々見(ほぼみ)地区。到着したら、まずはここのお水を頂くのが定番のお山のこどもたち。

そして、そんな綺麗なお水で作られるお米。その田んぼを、快く遊び場としてかしてくださる地下のおじさん。

現役で土仕事をされる姿と、優しい方言にこどもたちは魅了されます。そして道具と知恵がぎゅうぎゅうに詰まった小屋には、大人もこどもも大興奮でした♪

泥の感触の虜になったこどもたちはじゃぶじゃぶ泳ぎまわり、苦手なこどもたちは腕や足に泥で絵を描いて楽しむなど、それぞれのカタチで遊ぶことができました♪

そういった遊びを通すことで「なぜ水路はいたずらに、石や木を投げ入れてはいけないのか?」という、協同のルールをこどもたちは感覚で身につけていきます。

田んぼへ向かう道中では畑仕事をされるおばさんに出会い、レタスの収穫方法を教えてもらったり・・・

耕運機を格好よく使うおじさんを、じっとながめたり。”食べること”に直結する一次的な仕事に出会うことができました。

 

 

~6月 知々井地区~

漁師さんが多くいらっしゃる知々井(ちちい)地区。この日も漁に出られる船を、羨望のまなざしで見えなくなるまで追い、その船から寄せる波にゆられていました。

その海沿いでは、出荷するためにいかさばきをされる仕事場に遭遇!その見事な手さばきに、みんな見入っておりました。

地区の趣のある街並みを探検していると、草刈りをしている方に出会ったり・・・

こどもたちのにぎやかな声を聞いて、声をかけてくださった方もいらっしゃいました♪

さらには、お山の教室についても興味深くお話してくださり、大変うれしかったのを覚えています♪

そして区長さんご夫婦のお庭にお邪魔し、その丁寧なお仕事からじんわりとしたあたたかさを感じました♪

海では人生の先輩から遊びのヒントももらうことができました!

 

 

~7月 日須賀地区~

見事な夕日が落ちることで有名な日須賀(ひすか)地区。その開放的な海を見守る、長いながーい階段を持つ神社。おでかけでは、各地区の神社にご挨拶に行くのも楽しみのひとつです♪

なんとなんと、いつもこどもたちが獲り集めるニイナ貝をその場で茹でてくださり、興味津々に食べ方を教わりました♪

毎日のように通った海。たまたま水質の検査をされる方に出会い、海遊びでも体やライフジャケットを洗うために水道水を使うことに改めて気づかされ、そのお水を安全に使えるように管理されている方々がいることを知りました♪

「ウナギが住んでるんだよ。」という一声に、私たちは心をわしづかみにされ、遊びの大将の後を必死に追います♪

 

~8月 崎地区~

海遊びで大変お世話になった崎(さき)地区!天候の関係で海に入れない時にも快く公民館を貸してくださり、野外で活動する私たちも安心して過ごすことができました♪

今年度5月より月に一度、”海士町社会福祉協議会 ひまわり”さんの取り組みである『出前サービスこぞって』にお山の教室も参加してきました!

そして2月は崎地区のこぞってにお邪魔しました!お山のこどもたちからは『春がきた』の歌のプレゼントをしましたが、その後の参加された方々の情緒ある歌声はいまでも心に残っています♪

昔遊びの時間では、のりやテープは一切なし!新聞紙だけのタワーづくりは、なんとひまわり史上最高の高さに!!うたも遊びも、心ひとつになれる崎地区の方々の、絆の深さの象徴となるタワーを囲んで、ゆったりお茶タイムも楽しみました♪

そんなこぞってで、「風車はみたか?崎の自慢だから、こどもたちと行ってみるといい。」と声をかけてくださった方がたくさんいらっしゃいました♪

さっそくお弁当のあとに行きました!想像していたより回転が速く、男の子の1人が「〇君とどっちがはやいー⁉」と腕をぐるぐる回す姿がみれました♪

 

~9月 御波地区~

3回のおでかけすべてに区長さん、公民館長さんが参加し案内・見守りをしてくださった御波(みなみ)地区!

区長さんのお仕事である、ヒオウギ貝を見せてもらったり・・・

公民館長さんご自慢のいけすのお魚をみせてもらったり・・・

神社の石神様伝説を教えてもらったり・・・

漁協では漁師さんの出荷作業を見学させてもらったり・・・

御波在住の親子も一緒にお散歩するなど、本当にたくさんの方々と過ごし、”生活”を学ぶことができました♪

活動の最後に行うふりかえりの会では、生き生きとヒオウギ貝を手で表現しながら語る男の子♪お山の教室で大切にしている、”リード”と”見守り”を一緒に体現してくださった区長さんと公民館長さんでした!

先ほど紹介した御波地区のこぞってでは、地域の方々に教わりながらゲートボールも楽しむことができました♪

 

~10月 福井小学校林~

いつにも増して真剣な面持ちで崖を登り、こうして思わず叫んでしまいたくなるのは・・・

この景色がみえるから♪

福井(ふくい)地区へは昨年度おじゃまし、今年度は福井小学校の林で3回遊ばせてもらいました!

簡単そうにみえて、実は大人もバランスをとることが難しいこのブランコ。

様々な工夫を凝らし、何度も挑戦することで乗りこなしていきました♪

 

以上、前編5月~10月の様子でした♪次回、11月~3月の様子をお届けします!

 

海士町!数十年ぶりの大雪!

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こんにちは。スタッフのかほです。 暖かい日が増えたかなと思いきや、また冬の寒さに戻ったよう […]