菌ちゃん畑作り

お山の教室の畑では、大豆やさつまいも、オクラ、大根などの野菜を育て、自分たちで調理したり給食で使ってもらって美味しく食べてきました。
今までの畑の土は、子どもたちがバイオトイレで排泄をしたものを肥料にして育ててきました。
バイオトイレは、子どもたちが排泄した便とおがくずや木チップなどを混ぜて、自然界や排泄物の中に生息する微生物の力を利用して便を分解してくれる仕組みです。
微生物以外にも菌も活躍するという情報があったため、今回の畑作りでは、自然界の“糸状菌”に協力してもらうことにしました!
分解が始まった薪に糸状菌は生息しているようで、子どもたちと一緒に薪を拾いからスタート。
拾った薪はすぐに畑へ入れるのではなく、湿った木陰に約1週間ぐらい寝かせて菌を繁殖させます。
約1週間たち畑づくり開始。
子どもたちも積極的に参加をしてくれて、一人一人がスコップを持って土を掘って、畝を作りました。
土を掘っていると出てくるのは“幼虫”
出てきた幼虫を観察し、何になるのかを予想しながら、安全な場所に引っ越したり、掘った土に返してあげていました。
みんなで協力したこともあり、あっという間に畝ができ、真ん中に一直線状に窪みを作り、菌がついた薪を埋めました。
埋めたあとは菌が元気に過ごせるように、藁を敷き、黒マルチを被せて完成!!
バイオトイレと菌とで、土に違いが出るのか…
育ち方や味にも違いが出るのか…
初めての経験のため、菌ちゃん畑がどうなっていくのかがとても楽しみです!
菌ちゃん、美味しい野菜が作れるよう頑張って!
あがちゃん
菌ちゃん畑用の薪と野外クッキング用の薪集め🪵
可愛いお土産(ススキ)も一緒だね🌾
拠点まであと少し!がんばって!
1週間寝かせたから、いよいよ畑づくりだ!
みんなで掘ればすぐに畝ができるよ!
大きな根っこは取り除きながら薪を埋めようね!
あれ、スコップより手の方が早いかも…!?
黒マルチもみんなで協力!
「誰かあそこも引っ張って〜!」
黒マルチが飛ばないように重しの石を乗せて完成!
菌ちゃん、畑は頼んだぞ!