海遊び

お山の教室は自然の中で過ごすことをモットーとしています。
そんな離島にあるお山の教室が夏になると海へ行かない訳にはいきません!7月・8月は週2~3回海に行きます。
そして、今年の夏は灼熱〜☀☀☀
『今までの海士の夏とは違う暑さだよ〜!』といろんな方と立ち話になるくらいの暑さ!!
夏本番に入る『海の日』の頃から気温もグッと上がり、お山の教室でも『磯遊び』から『海遊び』へ少しずつ『海の楽しみ方』を広げていきます。
去年の海遊びを経験している子は、
「多井の海は、飛び込みできるよね〜!」
「シーグラスもたくさんある〜」
と、行きたい海をリクエストすることもあります。
恵まれていることに、島のいろいろな地区に泳げる海があるので、最終決定は風向きを確認して前日!!
「明日は、◯◯◯の海に行きま〜す!」
と伝えると、思い思いに『やりたいこと』の話で盛り上がったり、初めての場所には少しドキドキしたり…。
一年前は、深い場所が怖くて足がつく場所で過ごしていたRくん。
仰向きで浮くコツを掴んで、シュノーケルをつけて魚探しを楽しんだり、ライフジャケットで浮く感覚を楽しみ、「飛び込みしてみたい!」と岩場まで泳いで行って、ジャ〜ンプ🎶
足がつかない場所に行きたいけど、
「ちょっと怖い…かな…」
と話すSくんは、自分の気持ちと相談して、
「この岩を掴んで、泳ぐ練習(バタ足)しようかな!」
と、高速バタ足!!
高速バタ足でできた『泡』を周りにいた子がすくって、
「シュワって消える〜✨」
と新しい遊びが盛り上がっていました。
水遊びは大好きだけど、
「怖い〜!」
「嫌だ〜!!」
と、『海遊び』は岸からみんなを見ていたAちゃん。
「波が怖い…」
「波の音も怖い〜」
「広いの嫌〜」
と、『何が嫌で怖いか?』を自分の言葉で整理できたことで、波の音があまり聞こえず、岩場で囲まれた海にスタッフと入ってみたり、タライに砂を入れて『砂スープ』作りを楽しんだり。
「これ、おにぎりみたい」と、石集めをしながら海に自然と近付く姿があったり、海藻をわしづかみして海に投げてみたり…🎶
「海はドキドキするけど、何が楽しいこともある、でも一人では無理〜!でもね…なんか気になる…」
と、『興味』が少しずつ広がってきているようです。
プールと違い、『生き物が岩場や海藻に隠れ、そこで生きていること』『砂地や岩場の環境で、深さや流れ、海水温度が違うこと』『いろいろな波がきて、しょっぱい塩水であること』などなど、新しい気付きや面白さ、不思議さが、子どもたちの好奇心や挑戦心を刺激してくれる海🌊
あっという間に過ぎていく夏!
お盆を過ぎたあたりから、朝夕は少しずつ涼しくなり秋の気配を感じますが、昼間はまだまだ暑いです。
残り少なくなってきた夏の海を、思い思いに楽しめたらと思います。
ことちゃん
準備体操で身体をほぐして、いざ!海へ!!
子どもたちはもちろん、大人にとっても大事です
♬海は〜広〜いな 大きいな〜♫ 気持ち良い〜
海藻を持ち上げると”アメフラシ”発見〜。『観察ケース』でじっくり観察タイム。
『自分を守る方法』を意識する時間も大事ということで、必ず”ライフジャケットをつけて、”仰向けに浮いてみる時間”を作っいます。
最初は身体に力が入っていた子も、『浅瀬で浮いてみる』経験をしながら、コツをつかんできました〜
「波の音が怖い〜」と、海に近付けず涙が出ていたAちゃん。『ここなら大丈夫かも』と海に入って、みんなの近くに来れたことが嬉しくてこの笑顔
『ちょっと寒くなってきた〜!』とアスファルトに寝転がって体を温めます。
海遊びボランティアの保護者の方も一緒に海へ〜
『やってみたい!』に挑戦したり、『飛び込み、大好き〜!』を体感したり、それぞれの楽しみ方です✨
シュノーケルで生き物探し〜
ぷかぷか浮かんでいる海が、キラキラしてる〜😊