稲刈りごっこ
ある日、年中Rくんが「見て!稲刈ってるの!」と草のかたまりを見せてくれました。
「ほら、あそこにも!」と見ると、まるでハデ干しのように草が干されています。
そこに年少Rくんもやってきて、「見ててね」と言うと、スコップを持って行き、草を器用に刈っています。
年中Sちゃんは、「今稲を結んでるの」と話し、真剣な表情です。
聞くと、急に年中Rくんが草を稲に見立てて刈り始め、スタッフが結んで干すと、他の子どもたちも集まって来て、稲刈りごっこ遊びが広がったとのこと。
季節は戻り10月末、泥んこ遊びで使わせて頂いた保護者の方の田んぼへ、刈った稲のハデ干しを見に行きました。
泥んこ遊びで使わせて頂いた後も、田んぼの隣を通った時には稲の生長やお米の花を見たりと、大きくなっていく過程も見てきた子どもたち。
ハデ干しを見に行った時には、「落ちてる稲拾ってもいいよ~」と快く言っていただき!
それならば、自分たちでも干して脱穀して籾すりして食べれるといいね~と話になり、落穂ひろいをさせて頂き、お山でも干していました。
稲の生長を見てきたこと。
田んぼでハデ干しを見たこと。
自分たちでも稲を拾って集めたこと。
自分たちの拾った稲をお山で干したこと。
もしかしたら、家族で稲刈り体験をしたことがあったかもしれません。
実際に自分で見たこと経験したことが何かのタイミングで遊びのきっかけになり、普段の遊びを豊かにしてくれているのだろうなぁと改めて思ったのでした。
干したお米は、ただいま絶賛、脱穀&籾すり中!
手作業でしています。
籾すりをする時には少量ずつしか作業が出来ないため、スタッフと子どもたちが代わる代わる籾すりをしているところです。
いつ全部のお米の籾すりが終わるのか。
どれくらいの量のお米になるのか。
お米を食べた時の子どもたちの感想は!?
などなど、これからの作業も楽しみです♪
みっちゃん
稲刈りごっこ。
ここの草をそれぞれの道具で刈り、集めています。
稲を刈った後は、結んでハデ干しへ。
ハデ干しを見せて頂いた日。
ハデ干しのすぐ横を歩くと、迫力満点!
「ここにも落ちてたよ~」
落穂ひろいを子どもたちと。
年中Sちゃんの、「稲を刈った後の株を踏むと歩きやすいよ~」のアドバイスで、みんなも挑戦。
落穂ひろいで集めた稲は、お山で小さなハデ干し。
手を使って脱穀。
籾すりをするすり鉢の中へ集めて行きます。
丸めの積み木を使い、籾すり。
籾すりの後は、絶妙な力加減で「ふ~」と吹き、籾だけを飛ばします。
一回の籾すりで出来たお米は、こんなに少量!みんなで頑張るぞ~!!