野外クッキングでの年長さん

野外クッキングでの年長さん

今年度も9月から野外クッキングが始まり、
『野菜班』『火起こし班』『お米班』の3つに分かれて、
具沢山豚汁と羽釜ご飯を作っています。

 

朝のはじまりの会で、
3つの班の中から自分のやりたいことを決めます。

これまでの経験から自信がある班を選ぶ子や、
経験が浅いことを「今日はこれやってみようかな」と
挑戦しようとする子など、
様々な思いで決める子どもたちです。

班を決めていく中で、
年齢や人数のバランスがいい時もあれば、
片寄る時もあります。

片寄っていることを大人が声を掛けたり、
年長さんが気付くことで
「人が少なくて大変そうだから、少ない班へ行こうかな」
「自分のやりたいこともあるからなぁ」と
自分の気持ちを大切にしながら、
班の人数やメンバーを考える姿があります。

 

班が決まると、いよいよ準備開始です🥕

主に年長さんがリーダーとなり、小さい子に
「最初は机を出して拭くんだよ」「野菜持ってきて~」と
必要なことを伝えながら、一緒に協力して道具や食材などの
準備をしています。

自分の準備として必要な手ぬぐいや軍手が
見つからなくて困っている子がいた時には
「どうしたの?」とすぐに駆け寄り
一緒に探しに行く年長さんです☺

ある程度の準備ができたら、火起こしや野菜切りなど、
各班のするべきことに取り掛かっていきます。

 

大人は『子どもたちが自分で考え、
友だちと助け合いながら取り組めるよう』願いながら、
なによりも『安全に活動できること』を心がけ、
子どもたちの取り組む姿を『見守る』ことを大切にしています。

 

野菜班のリーダーになった年長さんのT.Rくん。

包丁やピーラーの扱いに苦戦する年少さんの姿や
困っている声が聞こえてくると、
「できないの?行くね!」とかたわらへ行き、
「ピーラーの使い方は~だよ」
「硬い野菜を切る時は、片方の手で包丁の背を押すといいよ」と
お手本を見せながら丁寧に教える姿がありました。

教えてもらったことを実践してみて
上手くいったことや「そうそう、上手じゃん!」と
褒めてもらえたことが嬉しそうな様子の年少さんです🎵

普段は、同い年の友だちと過ごすことが多いT.Rくん。

自分から小さい子に『教える』という姿があまりなかったのですが、
積極的に年少さんへ声をかけ、1人ひとりと丁寧に向き合う姿に
成長を感じました。

 

他の班も同様に、各班の年長さんが中心となっています。

火起こし班は、「火は空気がないと燃えないんだよ」と
薪が燃えるように空気の通り道を作ることや、
杉の葉→竹→枝→薪と種類によって燃えやすい順番が
あることを伝えながら、薪の組み方を教えています。

マッチを擦る時には、
「火が点いたらマッチは上に向けるんだよ」
「下に向けると手が火傷するよ」と
お手本を見せる年長さん。

 

お米班では、「お米が洗えたらザルに移して水を切るんだよ」と
洗い方を教えたり、羽釜にお米を入れる時に
「こぼさないようにね~」と温かい目で様子を見守りつつ、
こぼれた時には「大丈夫だよ~」と
優しく声を掛けて一緒にお米を拾う姿があります。

最後に水の量を測る時には、手首の骨を指差しながら
「水がここに来るまで入れるんだよ」と伝えています。

 

『小さい子も色んな経験をしてほしい』という大人の思いがあり、
年長さんに「小さい子も知ってるかな~」と声を掛けると、
「そうだった!」と教えにいく姿があります。

今の年長さんが小さい頃にも、
当時の憧れていた年長さんたちに教えてもらって
様々な経験や知識が増えていきました。

年長さんたちは、教えてもらう嬉しさやかたわらで
見守ってくれる心強さを知っているため、
自主的に「年少さんたち集まって~」と呼びかけて、
丁寧に教えたり、寄り添う姿が増えていることが嬉しく思います。😁

これからも年長さんが知っていることを、
小さい友だちに伝えていってほしいな~と見守っています♪

あがちゃん

 

小さい子へお米の洗う時に必要な道具を伝えながら
一緒にお米の準備をする年長さん。
「お米を洗う時にはザルとボールを使うよ」
「お米のとぎ汁は洗い物に使えるからタライにとっておくんだよ」

途中でお米が落ちちゃっても、拾って洗えば大丈夫!
「お米には神様がいるんだよ」と伝える姿もあります☺

ピーラーを使ってサツマイモの皮むきに挑戦する年少のTくん。
「うまくできないぁ…」とつぶやいていると、
年長さんがやってきて使い方を教えてくれました!

年少さんが包丁を使う時に「大丈夫かな」と寄り添い、
時々「人参の大きさはね」とアドバイス。
教えてもらった年少さんも「うん、わかった」と
一口大を意識して切る姿がありました!

火起こしに必要な道具や薪の組み方を聞く年少さんと最年少さん。
「パチパチくん(杉の葉)が1番燃えやすいんだよ、量は…」と
教えてもらい、少しずつ火起こしの知識を積み重ねていっています♪

「火起こし班さん来てください」と声を掛けて、
3人の年長さんが、マッチ棒を持つ手に軍手をつけないことや、
火がついたら上に向けるなど、安全に使う方法を教えてあげていました。

年長さんにマッチの使い方を教えてもらったことで、
落ち葉をマッチ箱、枝をマッチ棒に見立てて、
こっそり練習する最年少さんでした。

「上の白い泡が灰汁だからそれを掬うよ」と
年少さんに声を掛けたり、
野菜に火が通ったのかを確認しながら
一緒に具沢山豚汁作りをしていました☺