週に2回のお山の海遊び

週に2回のお山の海遊び

1日のほとんどを野外で過ごすお山の教室。
今年度からお山のスタッフとなった私は
毎年猛暑が続く日本で夏の野外は
どうやって過ごすのだろう・・・
と思いながらやってきました。

『夏は週に2回、磯・海遊びをします』

初めて聞いた時は何て素敵な過ごし方だろうと
気持ちが高鳴ったのを覚えています。
海が身近だからこそ味わえる体験ですよね。

“自然を身近に感じながら生きる力を育む”ということを
お山の教室では実体験を通して学んでいるなぁと
感じることが沢山あります。
その一つに
『自分の身を自分で守る手段を学ぶ』があります。
山には山の、海には海の危険なことを知ることや、
『もしものことがあった時にどうするか』を
子どもたちと一緒に繰り返し考えていくことを大切にしています。

海に行くとシーグラスや貝などの魅力的なものから、
中身が入ったペットボトルや注射器、ガラスなどの
怪我や事故に繋がるような物など様々な漂流物に出会います。
「“拾っていいもの”“触っていいもの”はどんな物かな?」
「触ってはいけない物ってなんだろう?」
「なんで触ったらいけないのかな?」と
子ども自身が考えられるような声掛けや、
理由が分かるような伝え方をスタッフも心掛けながら
子どもの姿を見守ることも多いです。

海遊びの日、足元に落ちているペットボトルを見つけた年少のTくん。
「あ!ペットボトルだ!これを飲んじゃうとお腹痛い痛いになっちゃうんだよね!」と得意そうに話している姿がありました。
近くにいた年少のAちゃんも
「そうだよねー!あと注射も針が刺さっちゃったりしたら危ないもんねー!」と
顔を合わせながら話す様子にほっこりしながらも
良く理解しているなと思いました。

“自分で気付いて触らない“
島の自然に触れる機会が多いからこそ
知識や経験を身に着けていくことが
自分の身を守ることとして
大事なことだなと感じます。

季節ごとに味える遊びが違うからこそこれからの季節も
子どもたちがどんな経験をしていくのか楽しみです♪

ゆりちゃん

 

あ!これ危険生物だよね!」と図鑑のガンガゼを指さす年少Tくん。「そうだよ、この棘が刺さると危ないんだよ」と教える年長Gくんの様子。海に行っていない時も知っている事を共有したり、興味を持つっていいなぁ~😊✨

海で泳ぐ前は準備運動も大事!みんなで「1・2・3・4~」と体を動かすよ♪
この日も天気が良く「早く入りたーい!」とウキウキの子どもたち✨

足元が不安定な磯、進むのもドキドキだったけど岩に掴まりながら進むと安定することを知っている年長さんが年少さんに「ここ掴むといいよ」と教えている様子。

磯にいる小魚を捕まえようとする年長Gくん。「魚をこうやって追い込むと捕れるかも!」とタモの二刀流で追い込み漁をしていました。この日は沢山捕まえられたよ✨

岩場には生き物がたくさん✨ニイナやヤドカリもいたよ♪タライの中に集めて観察をしたり、触って見たり、集めたり楽しいね☺

「風が吹いた時にはどうしたら身を守れるかな」をみんなで一緒に確認中。
物は持たず両手が使えるようにしておくこと、風が吹いた時には岩に掴まってちいさくなってみることをスタッフの姿を実際に見ながら考えました。

海遊び中、1度は海から上がって休憩も♪煮干しでミネラルと塩分を補給しながら腰を下ろして体もゆっくり休ませます。

泳ぎが得意なRくんに掴まりながら海の少し深い所を進んだAちゃん。去年まではドキドキした海遊びですが今年は「泳ぐの楽しい✨」と話し、友だちと一緒に遊ぶ楽しさや心強さを味わっています♪