スタッフと子どもたち

スタッフと子どもたち

お山の教室では、
様々な場面で子どもの行動をスタッフが決めていくのではなく
子ども達一人ひとりの気持ちや思いに耳を傾けながら
「今日はどうする?」をその子自身や、お山のみんなで
その都度決めていくことを大切にしています。

自分の気持ちと相手の気持ちが同じではなかった時や
自分の思い描いた展開にならなかった時には
子ども同士の気持ちがぶつかることもしばしば…。

そんな時には
自分の気持ちや思いを言葉にして相手に伝えながら
交渉や説得をする中でお互いが納得できる所を探したり
自分の気持ちと折り合いをつける経験も
日々のやり取りの中で積み重ねている所です。

様々な気持ちや思いを持っているのは
子ども達と一緒に過ごしているスタッフも同じ。

『やってみたいこと』『苦手なこと』『嫌なこと』など
相手に伝えたいと思った気持ちは
その都度相手に届くように伝えるようにしています。

例えば、スタッフが『今日は虫捕りをしよう!』と思いつき
準備した虫網を持って目的地まで歩いていると
途中で虫を見つけた子どもが「網貸して!!!」と
当たり前のように虫網に手を伸ばすことがあります。

その時に『いいよ』とすぐに貸すことが
大人の役割ではなく、お山の仲間の1人として
「今日はずっと虫捕りしたい気持ちだから嫌だな」
「自分で準備した物だから貸したくない」
「今は貸せるけど、返してって言った時に返してね」
など、相手にとって嬉しくないことや望まないことも
自分の気持ちとして素直に伝えられる関係性が
お山で心地よく過ごせることに繋がると思うからです。

子ども達の『こんなことがしたい!!』
という気持ちに寄り添ったり
実現できるように後押しをすることも多いけれど
子どもの要求や気持ちに応えられない時には
自分の気持ちと応えられない理由を伝えて
お互いが納得できる方法を一緒に考えています。

子ども :「今日はこの場所で遊びたい!」
スタッフ:「ゆまちゃんは違う場所に行きたいな」
子ども :「そしたら…相談しよう」

子ども :「木登りしたい!見てて!」
スタッフ:「他の子と遊ぶ約束をしているから今は見れないんだ。」
子ども :「そしたらいつなら見れる?」

スタッフが子どもと一緒にフユビ採りをしていた時。
子ども :「このフユビを採るのは無理だ。もう諦める。」
スタッフ:「私はもう少し頑張ってみるね!」
子ども :「えー。それならもう少しやってみようかな」

子ども :「大人がずっと鬼の鬼ごっこをしようよ」
スタッフ:「ずっと鬼をするのは嫌だな。それならやりたくない気持ち。」
子ども :「…。(バツの悪そうな表情)じゃあみんな鬼ね!」

自分の気持ちを受け止めてもらえる安心感があることが
言葉でのやりとりを成立させることにも繋がります。

自分の『やりたい』は言葉にすることで相手に伝わること。
嫌なこと、やりたくないことは「嫌だ」を伝えていいこと。
相手が自分の考えを受け入れてくれなかった時は
相談をすることで諦める以外の選択肢がみつかること。

大人と子ども、という距離感ではなく
同じ『お山の仲間』として対等にやりとりするなかで
自分の気持ちも相手の気持ちも大切に
毎日を過ごしていけたら嬉しいです。

子ども達とスタッフ、同じ目線で秋のお山を満喫しながら
楽しいこと、ドキドキすること、おいしいものなど
沢山の気持ちや経験を一緒に楽しもうね♪

ゆまちゃん

 

毎月1度だけあるALTが来る日。足の速い先生に大喜びしながらも、『捕まりたくない』気持ちからバリア作戦にでた年長Mくんと年中Rちゃん。
ずっとこの状態で遊びが進まなくなったので、バリアを何秒にするかの相談が始まりました。

雨降りの日はスタッフもカッパを着て水遊び。
雨水、どれくれい集まったかな~♪

小刀で削った竹を箸にしておうちごっこスタート。
箸でつかんだご飯に、思わず口が開いてしまう年少のNちゃん。

給食の日は最初に盛った量を全部食べるとおかわりができます。
スタッフも子どもと一緒に列に並んで好きなメニューをおかわり♪

手ぬぐいを頭に巻きたい年少Hちゃん。
自分では頭の後ろで結ぶことは難しいけど「こうだったらできる」と首の所で結んでいました。
スタッフの力は借りないぞ!という気持ちを微笑ましく見守ったスタッフです。

年長さんが園外にでて不在だったある日。
年中さん、年少さん、最年少さんでフユビをねらう姿がありました。
「こんな風にしていたな~」という憧れの気持ちと、「自分でやってみたい!」の気持ち。
友だちと協力しながら時間かけてゲット!!

おでかけ先の神社の境内で遊びに使えそうな長い木の皮を発見。
大縄跳びから『上下ど~っちだ!』という集団遊びをみんなで楽しんでいました。ロープがなくてもその場にあるもので大盛り上がりできるって素敵。

動物の帽子や服を着ている子がたまたま多かった日。
パンダ・ネコ・サル(くま)の3人で桃太郎ごっこが始まりました。これから鬼退治に使う薪を集めに行くとのこと。

スタッフの「電車に乗る人はいますか~」の声で長い竹が電車に早変わり。
転んで涙が出ていた子も、みんなと一緒に電車にのるうちにニコニコ笑顔に戻っていました。