それぞれの栗拾い
こんにちは！お山の教室です。
先日、地域の方のご厚意で栗山の栗を拾いに行ってきました♪
まん丸でぷくっと膨らんだ大きくて立派な栗が
イガの中にぎゅと入っている光景に秋を感じ、
子どもたちの「ここにあったー！！」「あそこにも！」と
宝探しのように栗を見つけていく姿にも心が和みました✨
イガの中に入ったままの栗を見て
「どうやって取るの？」と年少さん。
経験がある年長さんが「こうやって取るんだよ！」と
両足を使ってイガを剝くように
取る方法を伝えている様子もありました☺
栗を拾う様子も様々✨
年長Ｒくんは栗をたくさん集める事よりも
お山から持ってきた火ばさみ(道具)を
使って栗を取ることに夢中。
年長のＭくんとＲくんはをたくさん取ることが楽しい様子で
見つけた栗を次々に集めて袋へ🎵
年少Ａちゃんは集めた栗の袋を担ぐように持つと
「サンタさんの袋みたいでしょ」とニコニコに😆
最年少のMちゃんは「栗はお家にあるから」と拾わず虫探しへ♪
途中で見つけたまん丸の栗を1つポケットに入れていましたが、
後から来たスタッフに「あげる～」とプレゼントする様子などがありました。
栗拾い1つでも子どもの好きな事や、興味によって
楽しみ方や広がって行く世界が異なる姿は
大人が思う栗拾いとはまた違う感覚ですね！
時々“こうでなくてはいけない”“こうあるべき”と
大人は思ってしまいがちな所がありますが、
この日の栗拾いの子どもたちの姿に
何個取ってもいいし、取らなくてもいい。
どんな楽しみ方があったっていい。と
教えてもらったような1日でした😌
子どもたちのそれぞれの楽しみ方を大事に、
これからも見守って行きたいと思います🎵
ゆりちゃん
エピソード①
栗を入れる袋を忘れた年少のNちゃん。
袋の予備を持ってきていた年長のKちゃんがまず「どうしたの？」と駆け付けます。
Nちゃんの「何に困っているのか」の言葉を待ちつつ、「袋忘れちゃった？」と優しく問いながら「うん…」と話すNちゃんに「袋2つあるから1つ貸せるよ」と提案する姿がありました。
少し不安そうなNちゃんを見た年長Aちゃんが「AもさっきAちゃん(年少)に袋貸したよ！」とフォローすると「袋貸してほしい…」とKちゃんに袋を借りて無事に集めることができました☺
年少さんを気に掛けたり、寄り添った声掛けなど、さすが年長さん✨ 素敵です☺
エピソード②
栗のイガを使って染め物をしよう♪ということで、イガ集めもしました。
目標は背負いカゴ3つ分。お山から持って来た火ばさみは３つだったので、火ばさみが無い子どもたちは「どうしたら痛くなく集められるか」を考え、枝を拾って枝先にイガを引っ掛けるように持つ子や、2本の枝を使って挟む様に掴む子、大きな葉っぱを見つけて直接触れないように持つ子など、道具がない時でもその場に“あるもの”で工夫しながら集める子どもたちでした✨
エピソード③
黄色スズメバチがカマキリを捕食している所を発見！
少し距離を取りながら静かに観察する子どもたち。
「スズメバチの方が強いんだね」と話すと年長Rくん「そうだよ！だって蜂だから！」最年少のMちゃん「なんでハチって強いの？」Rくん「アゴが強いから」Mちゃん「どうしてアゴが強いの？」Rくん「…？」とそれには何でだろう？と考えるRくんの姿がありました。なかには「カマキリ可哀想…」と話す子どもも。
「人がお魚屋お肉を食べるのと一緒でスズメバチにとってもカマキリは大事なご飯なんだね」と命と食について話す機会にもなった場面でもあり、虫への興味が広がったり知識が深まりますね😌
エピソード④
石壁をみんなで協力して登ろうとする子どもたち✨
お互いを助け合いながら登ることで一体感が生まれたり、なかなか登れない絶妙な高さだからこそ登れた時の達成感は自信につながり『次もやってみよう♪』という気持ちにつながっていくようです☺
エピソード⑤
木の根の下に広がる洞窟を発見！
年長RくんとGくんは中が気になっていますがなかなか足が進まず、年長のRくんを呼んでくることに。
3人そろったところでもう一度入ろうとしますが、誰が先に行くかを話したり、少し前に進むと「先行ってよ」と後ろの取り合いに😂
ドキドキした気持ちを持ちながら奥まで行くとコウモリがぶら下がっていたり、壁の一部分が棚のようになっていたりと発見がありました。
洞穴から出ると３人の興奮は収まらず「次のお休みの時にこのメンバーでまた来よう！」と約束している姿がありました。ちょっとした冒険気分が味わえたようです✨
エピソード⑥
お山の教室で使っている水道が新しくなりました✨
手を洗ったり、歯磨きをしたり、新しい水道に子どもたちも喜びながら使用しています♪
足洗い場のレンガの淵に腰を落とす姿もよく見られます。
最年少のHちゃんとMちゃんも何やら楽しくお話しながら歯磨きタイムを過ごしているようでした☺
