心地良い場所と時間 ~きのこ図鑑~

心地良い場所と時間  ~きのこ図鑑~

夏の暑さが本格的になる少し前の出来事です😊

短い梅雨の雨が明けた頃から、子どもたちがいつも過ごしているこもれび広場には「きのこ」がニョキニョキ顔を出し始めました🍄‍🟫

ある日、年少のMちゃんが「きのこ図鑑」を手に、実物と写真を見比べ名前を調べていると、4月に入園してお山で4ヶ月を過ごす年少のSくんが隣に座って、一緒に図鑑をのぞき込んでいました。

真剣な表情のMちゃんの隣でSくんが図鑑を指差しながら、「この…、きのこかな?」とポツリ。見比べると、そっくり!!

周りの子が「一緒だー!」と感激していると、Sくんも「やっぱりそうだよね〜😊」と表情もほころんでいきました。(ちょっと悔しそうなMちゃん)

Sくん「なんて名前って書いてるの?」
スタッフ「テングツルダケだって〜」

その日から、きのこを見つけると本棚まで「きのこ図鑑」を取りに行って調べているSくん。

先日は、思いがけないタイミングできのこを見つけ、近くに「きのこ図鑑」がないことを残念がっていました。

しかし、次の日一緒にお弁当を食べていた年少のTちゃんから、「お弁当の後、昨日のきのこのところに行ってみようよ~」と嬉しいお誘いが~✨

Tちゃんが先頭を進み、Sくんが図鑑を持って追いかける!その様子が、気になったようで年長のRちゃんも途中で合流して、
Tちゃん「こっちだよね〜🎵」
Sくん「ある〜?」
Rちゃん「何を見つけたの〜?」
と3人で昨日見つけたきのこの場所へ向かいました。

色や形、模様を図鑑と見比べつつも、「テングツルダケじゃない?」と初めて自分で見つけたきのこ推しのSくん✨

冷静に年長のRちゃんが違いを説明しながら、テングツルダケの隣に載っている『キリンタケ』に特徴が似ていることに気付き、またまた大興奮!!

「知りたい!」「調べてみたいな」と思った時に、その気持ちとじっくり向き合ったり、「分かった!」「一緒だ!」の何とも言えない感覚を味わいながら、ちょっと飽きたり、新しいことに興味を持ったりを繰り返しながら過ごしている毎日の中には、それぞれの興味や探求心が刺激される場面がたくさんあります😊

そんな毎日の中で、友だちと共感し合う嬉しさや、友だちの「好き」「興味がある」を知っていく心地良さ。

そうかと思えば、お互いを露骨に無視。「その話、その誘い、今じゃない…」の空気が漂う感じ(笑)

共感し合える、言いたいことを言い合える、露骨に無視もしちゃえる、機嫌の悪さも態度でドーン!!

でも、面白いことや楽しいことは伝えたい!がぐるぐる回って信頼関係がいつの間にかできていく関係性。

とっても自然で対等なやりとりを近くで見守りながら、一人一人の個性が光るこの場所で過ごす時間の心地良さを私自身も感じる日々です。

こと

 

いろんな場所できのこを発見。「触っていいか分からないきのこ」は枝でツンツンしたり、色や特徴を図鑑で調べて触れるかどうか調べてみることに…。

日本では、4000~5000種類のきのこが知られているらしい…。調べても名前が分からないきのこの方が多い…💦

きのこの「ひだ」の色を確認するために裏返して置いてみると…。『なんかスカート履いてるみたいだね~♪』と年中のNちゃん。
名前が分からないきのこには触れないよう、長めの枝で動かないように後ろから支えながら、小枝で手や目を挿していきました!

完成した「きのこ人形」に挨拶をする年中のFちゃん。
『手も繋げるね~😊』と手の部分の枝を持ち上げたり、いろんな向きに並べてごっこ遊び~。

Sくんが『この…、きのこかな?』と『テングツルダケ』と出会った日~。

きのこを見つけると、図鑑を片手に同じものはないかチェック♪
他の子が似ているきのこを図鑑で見つけると、少し悔しそうな表情も…。

『ちょっと待って~、触らないで~』と年少のTちゃんをリードしながら、「ひだ」や『かさ』特徴を確認しているSくんです!

似ているきのこもたくさんある中、年長のRちゃんの太さや成長に伴う変化(かさが裂けてくる、大きい、ひだの変色など)の気付きも参考に「キリンタケ」との見立てになりました!