秋の気配を感じる子どもたちのぶつやき
9月に入る頃から少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
秋への変化や気配を感じる、子どもたちのつぶやきを紹介します♪
●「上見て!秋の木見つけたよ」
散歩中上を見ると、木の先の葉っぱの3分の2程が黄色に。夏はほとんどが緑の葉っぱだったからこそ、色の変化に気付いた様子です。
●「クワガタムシの時期はもう終わったんだよ」
今年の夏は、あるどんぐりの木を揺するとクワガタムシが落ちてくることが何度もありました。
9月に入って、もう時期は終わったと話すGくんでした。
●「ツユクサ咲いてるよ!」
ツユクサの葉っぱを8月中頃から見かけるようになっていたけど、「まだ花は咲かないね~」と子どもたちと話していました。9月に入り、ようやく花が咲いたからこその一言。
●「エビヅルのちーっちゃい実ついてた!」
10月前後に食べごろになるエビヅル。
金光寺に向かう坂で、そんなエビヅルの葉っぱを見つけてよ~く見ると、本当に小さい実がなっていたことに気付いた子どもたち。
食べるのが楽しみだね♪
●「あ!赤ちゃんのどんぐりだ」
どんぐりの木を見ると、緑でツルツルの小さなどんぐりを発見。
「まだ赤ちゃんだね~」と可愛がる姿がありました。
暑さも過ぎ、より秋の空気を感じるようになった9月後半。
また季節の変化で気づくことが…
●「アブラゼミは鳴いてないね。ツクツクボウシは鳴いてるね。」
ふいに耳に入ってきたセミの声。よく聞くとアブラゼミの鳴き声が聞こえないことに気づいたSちゃんのこの一言。大人も耳をそばだててみるとアブラゼミの声は聞こえませんでした。あんなに毎日聞いていたのに…。
●「大きいバッタがいる!」
夏までは小さいバッタを見つけて捕まえていましたが、一回りも二回りも成長した大きなバッタを見かけるようになりました。「おっきいね~」と子どもたちも驚いています。
●「エビヅルの実が大きくなってる!紫色になってるのあるかな~?」
赤ちゃんだった金光寺への坂のエビヅルの実が、大きくなってきています。紫の実を探しては「まだないな~…」。おでかけ先では熟したエビヅルの実を見つけるようにもなってきたので、子どもたちはより心待ちにしているようです♪
●「茶色のどんぐり落ちてる。また炒って食べたいな」
マテバシイの実が茶色になり地面に落ち始めました。マテバシイは食べられる椎の実の仲間で、昨年も炒って食べたことを覚えていた子どもたちです。
野外で過ごす中で、季節の移り変わりの変化を子どもたちは実体験として感じている様子が言葉からも伝わってきます。
そんな子どものつぶやきを大切に、これからも『気付き』を一緒に楽しんでいきたいです♪
みっちゃん
泥遊びをさせていただいた田んぼの稲の生長を見に行った日。
「潰したらコメのミルクが出てくるよ」と出来始めのお米を味見させてもらいました。
金光寺の坂のエビヅル。実が大きくなってきたと嬉しそうにしたのもつかの間、「紫色のはないや~」とがっくり。
「バッタを捕まえよう!」と虫捕り隊が出発。手で捕まえる子もいれば、網で捕まえる子も。
捕まえたバッタとカエルのために、年少さん年中さんで水飲み場を準備。
水を入れる容器が少し大きく虫かごの下まで入りきらないと、「2階建てのプールになった!」とそれはそれで嬉しそうな子どもたちでした♪
「蛇の抜け殻見つけた!!」と触ってみる子どもたち。
お月見に向けて泥で団子を作っていた団子屋さんで、お団子を買った2人。
月が出る前に、「いただきま~す!」
お散歩しながら、お月見に飾る花集め。黄色、緑、紫、白…と色とりどりの花を見つけていました。
炒って食べたいと言っていたマテバシイ。この日は火を起こして、実際に炒って食べることが出来ました!