じぶんのおもい、あいてのおもい
こんにちは!
今日の海士町はとても風が強いです。
隠岐汽船、全便欠航です。まだまだ冬の荒れた天気が続くのかなあ。。。
今週の子どもたちは雪で思い切り遊べました^^
「お山の教室」ではいつも活動が始まる前にみんなで集まって「はじまりの会」
という時間を過ごしています。活動が終わる時間には「さよならの会」
こちらは一日を振り返る時間です。
今日は「はじまりの会」のことを少し…
さあ、今日はみんなどんな顔をしてここへ来たのかな。
歌を歌って、「今日は何がしたい?」「今、どんな気持ち?」などなど、それぞれの声を聴いてみます。
大人からも「今日はおでかけの日だから○○地区へ遊びにいくよ!」
「お昼ごはんをみんなで作るよ!」などの提案をする日もあります。
(どんぐりの図鑑をみながら…)
子どもたちの声はほんとうに様々。
「今日は木登りがしたい!」
「あのね、あのね、フェリーごっこ!」
「お山の上とか下とか歩きたい。」
「………。」
自分が言ったことが、その日にできるとは限りません。
でも、自分のその時思っていること、やりたい!と思ったことを
言葉にしてみる。自分はこう感じたり考えてるんだとわかる。
自分以外の人に聴いてもらう。そして、ほかの人の声も聴く。
表に出してみること、聴くことをこの時間は大切にしています。
気持ちの部分が大きく関係しているのか、もちろん、「………。」
こんな日があってもいいし、無理に言わなくていい。
ちょっと気分がのらないんだよなあ。と思って来る朝もあります。
それもOK。なかなか言えずにいた子が
「今日は元気がない。」(言葉は少し違ったかもしれません…)
と口にした日もありました。
「元気がない」というと「マイナスの感情」と捉えられがち。
(プラスかマイナスかと言われれば、マイナスなんだろうけれど…)
「良い・悪い」で判断するのではなく、ただその感情や状態を
「今はそうなんだ」と受け止める。
自分で「良い・悪い」をジャッジしなくていいし、人からも決められることはない。
「はじまりの会」だけに言えることではなく…すべての時間において。
(ぐぐっとこみあげてくる自分のきもちと相手のきもち…)
「はじまりの会」まだ小さい子も多く座って人の話を聴くことに
まだ慣れない子もいますが、自分は「こうだ!」と言ってみたり
少しずつ少しずつな日々です^^
(手遊びもみんなで楽しんだり♪)
私たち大人もそんな変化や、時には停滞もある、(それもいい!)
みんなのそばにいられることが楽しく
自分たちも「うんうん、こういう時あるよな~」とたくさん発見がある時間です。
(お山の教室スタッフ かほ)