みんなで一緒に遊ぶことの難しさや面白さ

みんなで一緒に遊ぶことの難しさや面白さ

お山の教室では、毎日やりたいことや誰と過ごしたいかを自分で考えて、自由に遊びを楽しんでいます。

子ども達の主体性や興味関心を尊重し、「個」としての育ちを十分に保証できる環境だと感じます。

同時に、「集団の中での個」の育ちも大切にしたいと考えています。

集団の中で何かをする時には、自分の想いを主張してばかりでは上手く事が進みません。

自分に想いがあるのと同じように他の友達にも想いがあることを知り、その中で楽しく遊ぶにはどうしたらよいかをみんなで考え、意見をすり合わせていく経験をしてほしいなと思っています。

年中さん・年長さんはお昼寝前の20分間を、みんなで1つのゲームをする時間にしています。

20分の中で「今日は何のゲームをする?」という相談をし、決まったゲームをみんなで一緒に楽しみます♪

今年は、年長さんが1人・年中さんが7人の人数比。

話し合いや遊びの中で自分の想いを優先したい気持ちが大きくなってしまったり、ルールの理解に個人差があることで遊びの楽しさを味わうことが難しかったりする様子もあります

ですが、この時間は「集団の中での個」の育ちを大切にしたいので、スタッフはできる限り介入せず少し離れた所で見守ることにしています。

ある日のこと。

「だるまさんが転んだやりたい!」「いろはにこんぺいとうがいい!」「椅子取りゲーム!」と、それぞれに主張があり、みんな自分の『やりたい!』の気持ちをなかなか曲げることができず話し合いは平行線に…。

少し時間が経った頃、いろはにこんぺいとうをやりたかった年中のAちゃんが「じゃあ今日は譲るよ。その代わり今度はいろはにこんぺいとうがいいな。」と気持ちを伝えてくれました。

そんな声を聞いて「じゃあ譲ろうかな」という声がちらほらあがり、その日は『だるまさんが転んだ』に決まりました。

自分の気持ちとみんなの意見とで折り合いをつけ、自分が納得した上で譲る選択をし、次へと気持ちを向けられたことが素敵だなと感じました。

やっと遊びが決まり「さあ遊ぶぞ~!」と飛び出していったけれど…、なかなかうまく遊びが進まない子どもたち。

様子を見ていると、ゲームのやり方をあまり理解できていない、ルールの認識がそれぞれに違っている、「負けたくない」などの想いから自分が楽しめる形に遊びの内容を変えてしまう、等の姿がありました。

ゲームの時間を終えた子ども達はなんだか曇り気味の表情。

色々な要因があって十分に楽しく遊ぶことができず、モヤモヤがみんなの中に溜まっていたようです。

そんな時は、ゲーム後に行うふりかえりの時間に「今日のゲームはどうだった?」「何か困ったことはあった?」等と、話を聞いてみる時間を取ったりもします。

どうしたらよかったかを一緒に考え、次に繋げられるようにしています。

最近は、子ども達の遊びの様子を考慮して「遊び始める前にみんなでルールの確認をしてみよう」「1週間同じゲームをしてみよう」とスタッフから提案。

ルールの確認をすることで、みんなが同じ認識のもと楽しむことができるようになりました。

また、1週間同じ遊びをすることで、遊んでいる時に出てきた困り感を次の日の遊びに生かして楽しめるようになりました。

子ども達も、遊びの中で上手くいかなかったことを「こういう場合はどうしたらよいか」などと、楽しく遊ぶために自分事として考える姿が少しずつ出てきているように感じられます。

「自分で考え自分で決める」を大切にしているお山ですが、子ども達の様子を見て、時にはあえてスタッフから場面を設定することもあります。

見守る中で、「ここは見守っていた方がいいのか?間に入った方がいいのか?」と迷う場面もたくさんありますが、私自身も試行錯誤しながら子ども達の成長を見守っています。

自由に過ごせる時間であれば友達との間で上手くいかないことがあった時に、その場から離れる、気の合う他の子と過ごす、という選択もできます(もちろん話し合う選択をする子もいます)。

でも、「みんなで一緒に過ごそう」の時間は、自分達で進めていく時間だからこそ、目の前の問題を解決するまでじっくり向き合う経験ができるのだと思います。

また、自分の想いだけでは話し合いや遊びが上手く進まないことや、折り合いをつける経験をする中で、色々な気持ちを感じながら「みんなと一緒って楽しい!」を味わっていってほしいなと思っています。

さお

 

年中長のゲームにて『グリコ』を楽しむ子どもたち。平らな場所でやるか階段でやるかで、難易度や楽しみ方が変わってくるようです。

初めて階段でやってみた日。「ちよこれーと」「ぱいなつぷる」言葉の数に合わせて階段を一段ずつ登っていくのが難しいことに気付いたり、最後(階段を上がりきった後)はどうやったら終わりになる?と戸惑ったりする姿がありました。

グリコを年中さん年長さんのみんなでやったら、あいこが続いて勝敗がなかなか決まらず、チームを作ることに。

チーム分けの仕方をどうやるのがいいか考えていた所、年長のRちゃんから「“グーとパーで分かれましょ!”ってやつ知ってるよ!」という声があり、早速みんなでやってみる。
年中さんにとって、チョキは出してはいけないというルールが難しく、ついついチョキを出してしまう!そんな時は「チョキ直し!」の掛け声でもう一度チャレンジ。

階段でグリコをすることの楽しさを知った子ども達。おでかけ先の地区の神社で、と~っても長い階段を発見!年中A‘ちゃんの「これ、グリコできそうじゃない?」の一言をきっかけにグリコがスタート!

神社にお参りをするために一度この長い階段を上った後、グリコをするために張り切って一番下まで降りて行きました!

自由な遊び時間に、だるまさんが転んだをする子ども達。

この時は、初めて“だるまさんの一日”をやってみました。まずはルールの確認から!みんなで楽しく遊べるようにルールの確認をする、というのが子ども達にも浸透してきているようです。

「だるまさんが車を運転した!」色んな動きをするのが楽しくて大笑い!

年中さん年長さん達がゲームをしている間、年少さんはお昼寝の準備をしています。

準備が早く終わった子達は、自分の好きなことをしていたり、友だちと一緒に『かごめかごめ』や『だるまさんがころんだ』等の遊びをしたりして、過ごしています。

7月の初め。七夕に向けて、飾りや短冊を飾るための笹を採りに行ってきました。

お家へのお土産にしたり、お山に飾るようにしたり。大きさも様々で自分のお気に入りのものを採ってきたようです。

お迎えを待っている時間に、七夕飾り作り。真剣な表情で黙々と作る!「見てー!こんなに長く作れたよ!」

七夕の日が終わったら、お焚き上げをしました。笹飾りを火で燃やすと、その煙に乗ってみんなの願い事も空へと登っていく!きっと空にいる織姫と彦星まで届いたはずですね。

6月末より、週に2回海に遊びに行っています。
「あ!おさかないる!」海の中の生き物探しに夢中な年少さん。