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お山の教室ではいっしょに働いてくれるメンバーを募集しています。 募集は、保育士さん、保育士 […]

H31年度 入園募集のご案内

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来年度の入園のご案内の用意が整いました。週5コースの募集となります。週1・2コースは現在調 […]

どんぐりインク作り♪

どんぐりインク作り♪

こんにちは!お山の教室スタッフのかなちゃんです♪

(おでかけ先の推恵神社にて、イヌマキの実を必死に採る男子チームを眺めるレディース♪)

 

”どんぐりインク”作りのきっかけは、実りの秋も一層深まったある日のこと。あと半年もしたら小学生になる、年長の女の子の「枝でえんぴつを作りたい!」という一言でした。

以前から、ナイフでのえんぴつ削りに挑戦していた女の子ですが、その日は好みの枝を探すところからスタート。繊維の方向や硬さなど、何十種類とちがいのある小枝を、黙々を削り続ける姿をみて「そうだ、私は”枝えんぴつ”のためのインク作りをしよう!」と思ったのでした♪

 

さっそく「どんぐり集めようと思ってるんだけど、どう?」と声をかけると、「いいよ!」「僕も行く~」「どんぐりあっちにたくさん落ちてるんだってー!」と、あっという間にどんぐり収穫隊準備完了!

大鍋もって出発すると、トトロの世界に出てきそうな木のトンネルを発見!「去年は全然生ってなかったのにー!」なんて言いながら、ピカピカ光る大きなどんぐりを山盛り拾うことができました♪

思い付きのことなのに、こうしてすぐ材料と、仲間の心がそろう廻りあわせ。心が満たされる瞬間です✨

 

まずは、{殻を割る→中の実と殻を分ける}という作業!これがなかなかに難しい。。

これだけのどんぐり分を処理するわけですから、集中力と根気強さが必要!さらには・・・

殻を割るために用意したハンマーはひとつしかない!物の取り合いが始まる中で、「あ、これでもできるんじゃない?」と水筒で割ってみたお山の子。

お昼ごはんまで!と限られた時間、限られた道具の中で、いかに効率よく作業ができるか!と、頭も身体も使うのに大忙しなのです。

一人ひとりが、大量のどんぐり剥きと向き合っていたそんな折、年長の男の子がふと

「A(自分の名前)が殻を取るから、B君はそれ(ハンマー)で割ってくれない?ほんで、かなちゃんはAの剥いた実を渡すから鍋に入れて?」と分担作業の提案!!

その言葉で瞬時に一体感が生まれ、「じゃあ私は、どんぐりをB君に渡す係するね!?」と周りにいた仲間も、自分で考えた持ち場につくのでした♪

 

たくさんのどんぐりを割っていると、たまに会える幼虫さん♪最年少の女の子は「赤ちゃんだ~可愛い~♡」と愛で、”赤ちゃんがさみしくないように”と幼虫の仲間を探すのでした!

しかし一匹見つかる度に、一匹逃げてしまう幼虫さんに悲しむ女の子・・・

そんな女の子の姿をみて、「じゃあ赤ちゃんのおうちを作ってあげるね!」と、逃げないような工夫を施した竹の家をプレゼントした年中の男の子✨

長い長い作業時間が流れる中で、こうしてそれぞれの楽しみ方も、見つかっていきます♪

コトコトコトコト・・・じっくり煮詰める間には、まだ青くてインクには使えなかったどんぐりでおままごと♪

年長さんの姿に魅かれて、枝えんぴつ削りに挑戦したくなった年中の男の子!

遊びながら、火の番をしながら、じっくり待つこと40分。ついにインクが完成✨

ざるで漉して、やっとこさ辿りついたお絵描きの時間へ!色がでるかな?ドキドキ・・・

描けたーーー!やさしいやさしいどんぐり色♪

枝を削った手作りのえんぴつで~♪ 1本1本ちがう書き心地に、私も大変驚きました!

枝えんぴつだけじゃない!好きな葉っぱをとっぷりインクにつけてお絵描き♪

葉っぱの全部が紙につくようにと、枝えんぴつで葉っぱをおしつけてみる!

インク溜まりもあるし、手形もできた♪ 絵筆として使った枝や葉っぱも、そのまま置いちゃって作品完成✨

色画用紙を使ったり、お山で拾ったたからものを使ったり・・・♪「線路みたいだよ!」と盛り上がりました!

 

 

《話はここで、活動の背景へ・・・》

どんぐりインク作りで私が心配したことは、『色の薄さ』でした。

キャップを開ければ鮮やかな色が出るペン、水で溶けばいつまででも描けそうな絵の具。

こういった物に囲まれて過ごす私にとって、相当な手間暇をかけて作ったどんぐりインクは『色が薄い』と素直に思うのです。

しかしこどもたちの反応はと言うと、インクが紙に染みるおもしろさや、枝や葉のシルエットが浮かぶ楽しさを満喫し、石だったらどうなるのか?紙以外のものにも描けるのか?と、自分たちの手の届く世界をめいっぱいに使って遊ぶのです。

つまり、だれも「もっと濃いインクがほしい」「赤色がほしい」と言わないのです。お山のこどもたちは”目の前にあるもの”、”今選ぶことができる選択肢”の中で、最も楽しめる方法!を考えることができると、感じました。

海士町のスローガンである「ないものはない」というスピリッツをひも解くカギは、こどもたちの姿にあるんだと確信した瞬間です。

 

今回のようなインク作りや、毎週に1回行なっている野外クッキングなどの”ものづくり”の経験を通して、つまみを回せば火が付くといった”あたりまえ”の感覚を揺さぶり、”在りがたさ”を無意識の部分<生きる根っこ>に重ねていくことができればいいなと、考えています。

そして、それは”もの”に留まらず、”人”にまで広がっていくことを信じて、日々の保育に還元していきたいという気持ちです。

「何をさせるか」よりも、「どう関わるか」が大切

「何をさせるか」よりも、「どう関わるか」が大切

大人は勝手なもので、 「あれをさせたら、子どもはこうなるだろう。こんな力がつくだろう。」と […]

今年の海遊び

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雨の多い9月です。久々に晴れた日、ふわ~っと 金木犀の香りがどこからか匂って、風も気持ちい […]

お山の教室に通って、子どもたちはどう変わっていくか?(アンケート調査PDFより)

お山の教室に通って、子どもたちはどう変わっていくか?(アンケート調査PDFより)

5年目に入ったお山の教室ですが、「お山に入って何が変わりますか?」とよく聞かれます。

子どもたちの変化の一つとしてとても実感して分かりやすいものが、自然に関わることです。

 

島で育った子どもたちでも、今や「虫がきらい、怖い、泥だらけになるのが嫌、海が怖い・・・」などが当たり前。

お山に来始めた頃は、そういう場面によく出会います。

「せっかくこんな自然がいっぱいな島なのに、山も海も知らない、虫は触れない。

島の子どもたちが育つ環境として、本当にこのままでいいのかな・・・。」と思ったことが

お山の教室を始めた理由の一つです。

そんな子どもたちがお山で、遊び上手なお兄ちゃん・お姉ちゃんの背中を見て、

徐々に山も海も、虫たちも「おもしろい!」に変わっていきます。

泥の気持ちよさ、虫の面白さ、自然の中で心も体もどっぷりつかって遊べるようになります。

(保々見地区で田んぼをお借りして泥んこに!)

 

昨年度(平成30年度)3月、一年間のお子さんの変化について保護者の方向けにアンケート調査を行いました。

平日クラス(週1・2・3コース)と土曜クラスの子どもたち対象です。

その結果を見ると、自然への興味が広がり、危険な植物・生き物を覚え、更に山や海で遊びたいという意欲が育っている

ということが分かりました。

(東地区のおしき浜で、流れてきた板を船に!)

 

お山の教室は、自然に関わるところだけでなく、

自分で考えて動く、自分の気持ちを言葉にして伝えるなど、

日々積み重ねることで教育的な側面も育んでいきたいと思っていますが、

一番先に、短い期間でも効果が出やすいのは「自然に関すること」だと思います。

実際に、土曜クラスのように、月に2回午前中自然の中で遊ぶだけでも、

「ああ~、はじめの方に比べると自然の中であそべるようになったな~」

と子どもの変化を見ることができました。

 

(木登りはその子のペースで。初めてできたときの顔といったら・・・!!)

 

今だからこそできる、幼児期だからこそできる自然の中での遊び。

日本中でそれが広がっていけばといいなと思っています。

(落ち葉がとっても気持ちがいい秋。葉っぱが落ちるともうすぐ冬がだなあって。)

 

↓アンケート結果はこちら↓

~お山で過ごした子どもたちが一年間でどう変わっていったか見ることができます~

お山の教室・保護者アンケート(平成30年度)

採用情報更新のお知らせ

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採用情報を更新しました。 研修生(アルバイト)・インターンを募集しております。離島の海士町 […]

スタッフ向け 海の安全講習会

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こんにちは、NPO隠岐しぜんむらスタッフの藤本です。 7月から行なわれる海遊びに向けて、安 […]

海士町 島を遊びこむ!おでかけが始まりました♪

海士町 島を遊びこむ!おでかけが始まりました♪

こんにちは!お山の教室スタッフのかなちゃんです!

昨年度に引き続き、月に3回程度『おでかけ』として、海士町の各地区に遊びにいかせてもらっているお山の教室♪

4月は拠点である金光寺山での遊びを深め、いよいよ5月からはおでかけがスタート。

今年度初のおでかけ先は・・・『御波(みなみ)地区』!

 

決め手はなんと言っても、

「5月には、うちの庭に綺麗な牡丹が咲くからみにおいで。」と言う、昨年度のおでかけ先で出会ったお母さんの力強い一言でした。

お母さん元気かな?また会えるかな?不安もちょこっと混じった期待でいっぱいの胸中。なんと、半年ぶりの再会を果たすことができたんです!

「また会えた!」嬉しさで飛び上がりました。そしてお庭に招待していただき、約束の牡丹を拝見した後、お母さんは『小学校の大好きな先生に教えてもらった』という歌と振り(本来は大きな旗を持って踊るそうです♪)を披露してくださいました!

じっと見入るこどもたち。晴れやかなピカピカの笑顔でいるお母さんですが、その歌と振りの力強さには圧倒される魅力があり、息をのみます。

さよならの前にはふたりの年長児の手をとり、「勉強するということは、とっても素晴らしいことだからね。頑張るんだよ。」とひとりずつに伝えてくださいました。

まっすぐなその瞳と言葉は、こどもたちの心にすっと届いたはずです。

 

そんなやりとりをしている中、ひとりの脱走兵がおりました(笑)

そのこどもに温かく寄り添うのは、御波地区の区長さんと公民館長さんです。おふたりは昨年度に引き続き今回も、おでかけの度に一緒に歩いてくださいました!

 

「もうお母ちゃんとは来んでいいんか~♪」と公民館長さん。

昨年度のおでかけでは入園したてで、母と一緒にお山に通っていた女の子をみてそう言いました。

半年経った今回のおでかけでは、もちろん母とは朝 笑顔でわかれ、この細い板の橋を渡ることに挑戦していました!「こっちの足(自分の右足)がこわいって言ってるよ~」なんて言いながら♪

 

「〇ちゃんはほんとに花が好きなんだなあ~」と公民館長さん。

毎回のようにお花を摘む姿を、しっかり見てくださっていました。

その女の子は「なんか低くなった!?」とびっくりして大人に報告。自分の身長が伸びたことに、神社の段登りで実感しておりました♪

 

初めて会ったこどもにも、丁寧に寄り添い、語りかける公民館長さんの姿は、私自身学ぶことが多くありました。

 

公民館長さんの提案で、お庭にヒマワリを植えさせてもらうことに♪

なんとその1週間後のおでかけでは、種付きの双葉に成長した姿をみることができました!!

1か月経った今でも、『ひまわりを見に行きたい!公民館長さんに会いにいきたい!』と言う声もあがり、”海士町のおじいちゃん”という温かい存在になっていることがわかります♪

 

関西出身の区長さんは”ノリ”がとっても良く、はじまりの会にも参加してくださったり♪

しかし時には、一歩引いて見守ってくださったり・・・♪

布施神社の長い長い階段を登るときには、こうして触れるか触れないかの、思いやりの手を添えてくださいました。

 

そんな区長さんの懐の深さや、温かさは、”心の拠り所”となりました。

初対面の人に、少し臆病な女の子。でも帰り際には、すっかり手を繋いで、たくさんおしゃべりしながら歩いておりました♪たった数回、たった数時間の関わりとは思えないほど、ふたりの時間は濃いものだったにちがいありません。

 

最終日のおわかれの時にはみんなを抱きしめ、思わず区長さんもほろり・・・

これほどまでにお山のこどもたち一人ひとりを”見て”、深く関わってくださったこと、感動しました。

 

その温かさは、区長さんや公民館長さんだけではありません♪

お弁当を食べながらではありますが、海士町の町長候補者演説を聞くために集まっていると

「今年の運動会もにぎやかになるなぁ~♪」と声をかけてくださった方もいらっしゃいました!

(昨年の御波地区運動会に、お山の教室を招待してくださいました♪)

 

また、海士町で話題!?の”手作りの日本庭園”にもお邪魔しました♪

本格的な作りに大人もこどもも大興奮!木彫りの蛙に蝶々、点描画の鶴など凝った工夫がなされたものばかり!

ミニチュアな世界観に心もっていかれ、思わず触ってしまうこどもたちに対して、スタッフはひやひや💦

しかし、制作された方は「大丈夫、大丈夫。また直せばいいんだから♪」と広い心で受け止めてくださいました。

 

ふと岸壁をのぞき込み、ガンガゼを発見したり・・・

本物のシマヘビの動きに圧倒されたり・・・

畑に生ったおおきなイチゴをいただいたり・・・

船の修理場を目撃したり・・・

 

”自然と共に過ごす”ということは、季節の文化・営みを肌で感じるということ。

おでかけでは、そういった海士町の仕事や生活を知る大切なきっかけとなっています。

 

「またおいで。」この一言と、それに代わる関わりがたくさんたくさん積み重なり、『また行きたい』『帰る場所がある』となんとなく思えることが、”郷土愛”の正体なのではないかと実感した、御波地区のおでかけでした。

 

欠かさず参加してくださった区長さんや公民館長さんをはじめ、足を止めてお話をしてくださった方、にぎやかな声をきいて温かく見守ってくださった全ての御波地区の皆様、本当にありがとうございました!

 

 

6月は崎(さき)地区におじゃまし、来る7月は豊田(とよだ)地区におでかけをする予定です♪

梅雨を超えて夏遊びへと、季節と共に遊びこむお山の教室。どんな人に、どんなことに出会えるのか今から楽しみです!

新年度スタートしました!!

新年度スタートしました!!

こんにちは!お山の教室スタッフ かほです。 お山の教室の新年度も4月2日よりスタートしまし […]