雨の日の遊び

雨の日の遊び

雨の日というと、皆さんどんなイメージでしょうか?

毎日野外で過ごしていると、雨の日にもいろんな日があることがわかります。

風もなくしとしとと雨の降る日、どしゃぶりで絵本を読む声が大きくなる日、降ったりやんだりの気分屋さんの天気の日…色々です。

よく、雨の日は何して遊んでいるの?と聞かれたりするのですが、雨の日でもお山の子どもたちは基本カッパを着て野外遊びを楽しんでいますよ。

そんな雨の日、子どもたちはどんな風にお山で過ごしているかと言うと…

 

【竹で遊ぶ】

竹とナタを準備して数人の子どもとスタッフのあがちゃんが何か始めました。

さてここから何が作られていくのでしょうか?

ナタで竹を割り始めました。

長い竹を割るのは大人でも難しく苦労しますが…集中して割っているようです。

とはいえ、長い竹なので時々あがちゃんが手伝いながら。

こっちでは別の竹をのこぎりで切っています。

竹が動かないように、1人の子が足で竹を踏んで固定しています。

助けてくれる友だちの力は大きいですよね。

さて竹を切って割って作っていたものは………

 

 

これです!!

子どもたちはよく「流しそうめん作ってるの!」と話しています。

実際の流しそうめんのように水を流し、そこにそうめんに見立てた葉っぱを流したりして遊んでいますよ。

(下の写真、竹の上にうっすら見える緑の物体が葉っぱです。笑)

そして、この日は水の流し方がかなり豪快!

この水が入った重たいバケツを、この高さの場所にいる子に渡す時には力もいるし、チームワームも必要です。

そして流す時も一気に全部流れてしまわないように傾き加減を調整したり、竹の上に水が落ちるよう狙いを定めたり…水で草が綺麗に流れていくように子どもたちも必死です。

 

これは別の日の流しそうめん遊び。

この日はホースで流しています。

また別の日。

時には大人のスタッフと一緒に考えたり、大人のスタッフが率先して遊ぶことで、色々なやり方やアイデアがあることを見せたりもしています。

この遊び、晴れている日でもできなくないのですが、もっぱら雨の日に盛り上がる遊びです。

何度も色々な組み合わせを試してみたり、色々な素材を使ってみたりしています。

斜面にすれば水が流れていくということ、斜面の傾きで流れる速さが変わること…

竹をどう組み合わせたら水がこぼれず流れていくのか、高さを出すためには何を使ったらいいのか…

子どもたちが何度も遊び込む中で楽しみながら試行錯誤していく様子が見れ、嬉しくなります。

 

【雨粒で遊ぶ】

「あめ、ちょっとさわってみる!」と話す年少の男の子。

「どうやってさわるの?」と話しかけると。「こうやってしたらさわれるよ!ほら!」と手を伸ばす姿がありました。

”雨にさわる”、子どもならではの言葉だなぁと思っておしゃべりしていました。

雨に濡れるでもなく、雨に打たれるでもなく、さわる。

触ってみたら「つめたい!」との感想でした。

雨の日には屋根の上からぽたぽたと落ちるしずく…それを見つけて、集めるのに夢中になる子どもたちの姿も。

こんな遊び、雨の日しかできないですよね(笑)

年少さんの女の子が持っている入れ物は、少し穴が空いている部分があり…

溜められるかな?!

溜められたらやったー!

溜められなかったらどうして溜まらなかったのか…その時はなんでだろう?を考え発見してほしいな。

雫が落ちてくるのは屋根からだけではありません。

木からもぽとぽとと落ちてきます。

その下で自分の手をお皿にして集めていました。

「(カタツムリさん)のむかなぁ…」と気にしながら、手の中にたくさん雫を溜めていましたよ。

 

【いつものように遊ぶ】

雨の日だって、大好きなブランコを楽しむ子どもたち。

少し霧がかっている日のブランコは、景色も違ってみえるかな?!

雨の中でままごとをすることもあります。

雨で土が泥に変わり、その泥を集めてご飯を作ったり、ケーキを作ったり、お団子を作ったり…。

お散歩に出かけることもあります。

この日は、木々の葉っぱに落ちた雨粒を枝で叩いて落ちてくるのを楽しもう!と言いながら枝を探していたら、すんごい長いツルを発見!!

雨とは全然関係ないけれど(笑)、こんなに長いツルはなかなか見ないよ、持って帰ろう!と盛り上がり、力を合わせて引っ張る子どもたち。

ちぎれた時には「やったー!!!」と大喜びで、みんなでお山基地まで持って帰っていました。

 

【ゆっくり遊ぶ】

出来るだけ雨で遊びたい!と大人が思う一方、子どもたちが雨の中で遊ぶ気分でない時もあります。

この日はゆったり屋根の下でままごと遊びを楽しむ子どもたちも。

 

また、雨が強すぎたり雷が鳴っていたりと気象状況によっては屋根の下やお山基地の周りで遊ぶこともあります。

この日も雨が強く、様子を見ながらお山ベースと呼んでいる屋根がある場所で遊んでいました。

年長メンバーでのままごとの様子では、女の子が積み木で家を、男の子たちが船を作り、それを組み合わせて家族ごっこを楽しんでいました。

「漁船に乗って魚捕ってくる!」「嵐がきたぞ!」と話す男の子たちを「いってらっしゃい」と送り出す女の子。

そこに年中の女の子が「魚くださーい」とやってくる。

海が近く、お山の教室がある金光寺からもフェリーや漁船が通る様子がよく見える、島ならではの会話だなぁと思って聞いていました。

 

天候も大きく左右される野外での遊び。

けれど、雨も遊びの一つと考えることで、面白い遊びをたくさん発見していけると思っています。

暑い日と寒い日の雨ではまた全然違ってくるし、雨が続いたりするとまた気持ちも変わってくる…

そんな違いや変化も柔軟に楽しみながら、自然のなかでの遊びをこれからも楽しんでいきたいです!

 

みっちゃん