海士町に呼ばれて…

海士町に呼ばれて…

はじめましてこんにちは!

今年の4月から海士町に移住し、お山の教室で働いている有賀結麻(ありがゆま)です。

子どもたちからは、「ゆまちゃん」と呼ばれています。

これからどうぞよろしくお願いします!

 

海士町に来る前は…

保育園、幼稚園の先生として働いてました。

『勉強よりも遊ぶ』『室内よりも自然の中でのびのびと』という保育スタイルがずっと好きな私。

森のようちえんのHPでたまたま目に入った“島を遊びこむ”というキャッチフレーズに一目ぼれし、職場の長期休みを利用して研修生に申し込んだ事が海士町との出会いとなりました。

 

お山の教室で働いてみて…

子どもたちと過ごしてみて1番驚いたことは、どの子も遊び上手な事。

大人が一緒に遊ばなくても、ゲームやおもちゃがなくても、お山の子どもたちは毎日好きなことをじっくり楽しんでいます。

▽お花屋さん

▽工事現場(水路づくり)

▽枝を集めて秘密基地づくり

子どもたちの手にかかれば、草花や枝や石ころだってどんなものにでも大変身★

物があふれ何でも手に入りやすいこの時代だからこそ、遊ぶ環境やその場にある物を眺めながらイメージを膨らませ、思いのままに遊びこむ事のできるお山の子ども達の力はすごい!と思っています。

 

旬の物をたっぷり味わう

お山の子ども達は、美味しい物の時期と場所をとてもよく知っている。

4月はツワやワラビ。

5月は野いちご。花の蜜。

6月はまき団子にビワ、グミの実、夏ミカン、梅とり

お山の教室がある金光寺周辺を散策してみたり、島の人に声を掛けてもらい収穫に出かけたり…旬の物を”満足するまでたっぷり味わう”、ができる環境って本当に素敵だなぁと日々思っています。

その、美味しい!楽しい!経験が、「野イチゴの茎には棘がある。」「緑色の木の実は酸っぱい(渋い)」「美味しそう(熟している)な色」などの、植物に対しても新たな発見や興味につながり、経験と知識がより深まっていくのではないかなと思っています。

張り切って採ったタケノコ。小さいものより大きいものが欲しい。家族が喜ぶから沢山持って帰りたい。

そんな気持ちで収穫してみたけれど、それを持って帰るのは一苦労。そんな経験も次にはどんな姿となっていきていくのか本当に成長が楽しみな毎日です。

 

各地区へのお出かけ

子どもたちと一緒になって私も楽しみにしているのがおでかけ。

その地区の神社や海に行ったり、美味しい物を収穫しに行ったり、地区の方とおしゃべりをしたり…

海士に来て日が浅い私にとって、住んでいない地区の事を知れる貴重な日となっております。

おでかけ先の地区に住んでいる子が、張り切ってその地区の事を教えてくれたり、案内する姿もとても可愛いいです。

 

島をあそびこもう!!!

まるでトトロに出会えそうなこんなわくわくするお山の小道で晴れの日も、風の日も、雨の日も、お山で元気いっぱい遊んでいる子ども達。

楽しい!おいしい♪どきどき…。できた!!!!

日々色んな経験や発見をしながらのびのび大きくなっていく姿はとてもたくましいなぁと思っています。

これからも季節の移り変わりや美味しい物を子ども達と一緒に五感全部で感じながら、海士町の大自然の中で私自身も子どもたちに負けないぐらいのびのびと過ごしていきたいです♪

ゆま