海士町全14地区!まわることができました♪<後編>

海士町全14地区!まわることができました♪<後編>

こんにちは!お山の教室スタッフのかなちゃんです!前回の投稿では、お山の教室の取り組みのひとつである『おでかけ』5月~10月の様子をお伝えしました♪

今回はその後編として、11月~3月までの様子をお届けします!

 

~11月 東地区~

どこまでも広がっていそうな田園風景がすがすがしい、東(ひがし)地区。お山の教室の原点である金光寺山のある地域です♪

日課の散歩にでかける方に遭遇し、お山の子も一緒に東散歩♪道中たくさんの見どころを話してくださいました!

「おばあちゃん家まで行きたい!」と一生懸命に歩き、無事会うことができました♪お孫さんを見守る姿、感慨深いです。

こぞってでもおじゃまし、”おはじき”や”どんぐりごま作り”を教えていただいたり、女の子に数珠玉のブレスレットをプレゼントしてくださったり、一緒に栗ご飯をにぎったりもしました♪

普段から遊んでいる地域の方々に、お会いできたのが嬉しかったです。

~12月 豊田地区~

海士町観光名所のひとつである”明屋(あきや)海岸”がある、豊田(とよだ)地区。

いつも金光寺山から見ている海で、冬の海遊びを堪能しました♪手にもっているのは、因幡の白兎で有名な”がまの穂”。いくつもの見立て遊びがはじまりました。

イチョウが見事な奈伎良比賣神社のあきまつりにも、区長さんのはからいでおじゃまさせてもらいました!なかなか経験することのできない神事。とっても貴重な体験ができました!

そこで出会った豊田在住の親子も混ざり、豊田探検♪

お別れの前には、漁船の見学もさせてもらい、男の子は船長室に大興奮♪ひとりの女の子は、『どうやって魚が釣れるのか』をお母さんにとってもわかりやすく教えてもらっていました!

豊田地区のこぞってでは、みんなで力を合わせてボールを飛ばしたバルーン遊びが盛り上がりました♪

~1月 北分地区~

「北分の良さは、チームワークです。」と答える頼もしい区長さんのいる北分(きたぶ)地区。

その区長さんおすすめの、教海寺(きょうかいじ)がある角山(つのやま)に登りました♪

北分探検中には隠岐しぜんむらの我らが村長の、鳥講座もはじまり・・・

畳屋さんの見学もさせてもらいました♪

北分地区のこぞっては、区長さんの言っていた通りのチームワークとパワー溢れる会に♪室町時代発祥の”宝引(ほうびき)”というお正月遊びが盛り上がりました!

バリバリ働く世代の男性も参加されていました♪年齢層の幅広い、交流の会となりました!

~2月 西地区~

毎年、荒神祭に向けて地区の方々が作られる、魔除けのへびさんがいる西(にし)地区。

日の津港があり冬の晴天きもちよく、海辺で一日遊びこみました♪

それとは対照的に1日は、風がびゅうびゅう吹くさむいさむい日でしたが、区長さんが公民館を暖かくしてわたしたちを待っていてくださいました♪

~3月 菱浦地区~

海士町で一番高い山、”家督山(あとどさん)”がある菱浦(ひしうら)地区。

「まずは家督山から、海士町を360度見晴らすのがいいでしょう。」と教えてくださった地域の方♪

往復4キロの長い道のりでしたが、見事!全員が登頂に成功しました!!

神社や、商店・スナックが立ち並ぶ旧道を散策した日には、こどもたちも馴染み深いキンニャモニャセンターまで歩き、お世話になっている方々にご挨拶をすることもできました♪

お弁当は区長さんがこどもたちのために用意してくださった机で、まるで宴会のように楽しく食べることができました♪

ご厚意で貴重な菱浦地区のおみこしを見せてくださり、先払いを教えてもらったこどももおりました♪初めての子は特に、伝統芸能”神楽”の、印象的で素敵な出会い方ができたのではないかと思っております。

こぞってでは、”ひしうららチーム”と”ひしうらえびすチーム”に分かれ、『サザエ獲り』対決!最後までいい勝負、盛り上がりました!

以上、今年度のおでかけまとめでした♪こうしてふりかえると、月に3度のおでかけですが本当にたくさんの方々に出会い、大人もこどもも多くの発見・学びができました。

おでかけをするにあたり、各地区の区長さんや公民館長さんにごあいさつに行かさていただいています。子ども時代にはまった遊び・埋め立て前の風景・地区のおすすめポイントなどを話してくださり、Iターンばかりのスタッフにとって、とても貴重な体験になっています。

そしてそのお話を元にこどもたちと遊びこむことで、場を通して地域や文化を、まずは感覚で培うことができているのではないかと思っています。

”自分のことは自分でする”というお山の教室の時間の中でも、おでかけ先で出会った地域の方に甘えてみる。

こぞってでは、昔遊びを教えてもらう大切な伝承の場。

以前出会った方がこどもたちを見かけ、声をかけてくださることも多くありました。

スタッフとは別の、大人との関係作りを学ぶ機会でもあったことがわかります。

町の歴史を知ること。そのために必要な「これなあに?」という原初の気持ち。

溢れる道具ひとつにとっても、実際に使われているところを発見することで、広がる探求心。

おでかけ先で出会う仕事は、生きることに欠かせない一次産業がほとんど。それは幼少期に出会うべきことがらなのではないでしょうか。

私たちが育つ海士町には、どんな仕事があるのか?だれのおかげで成り立っているのか?共存する私たちが気をつけるルールはなんなのか?

こんな難しいテーマでも、理解のきっかけは日常にあり、遊びに中にかくれているということを、”おでかけ”というかたちで地域の方々、そしてこどもたちから私が教わったことです。

『隠されていたものは、青い海と人情の深さでした。』海士町をPRするポスターの中にこんな言葉がありました。

隠岐の島を表すのに欠かせない自然環境はもちろんですが、海士町はやっぱり”人”が自慢。人の営みなしには成立しない海士町で、森のようちえんという活動をするからこそ、この”おでかけ”はお山の教室にとって必要不可欠なものだと実感します。

来年度で海士町歴2年目のまだまだ未熟なわたし!これからも海士町をつくってこられた地域の方々、そして目の前のお山のこどもたちと一緒に、ぐんぐん育っていきたいと思います!