共にいること

共にいること

こんにちは。お山の教室スタッフのかほです。
桜の季節が終わり、新緑がとても綺麗な海士町です。
虫たちも続々と動きだし、子どもたちもいろんなものに興味深々。
雨の日も楽しい季節になってきました。

そして、今年は野イチゴまつりなお山です。笑
去年はこんなには採れなかったそう。


じゃーん!自分のお気に入りを見せ合いっこ♪

今回は自分たちで採った野イチゴをジャムにもしてみました^^

自分たちで探して、採って、食べてみる。
見つけたり採ったりするのも嬉しいけれど、食べれる喜びは格別だな~。
「おいしい!」「こんな味するのかー!」と喜びや驚きを共有できる
仲間がいることも更に体験したことが深まります。

話は変わって先日お山の教室スタッフ、しぜんむらスタッフ、保護者の方も一緒に日本赤十字社の救急救命講習会を受けました。
いざという時にどのようにして動けばいいか定期的に確認することはとても大事だと思います。そして今回印象に残ったことがひとつ。

「子どもは大人に守られるだけの存在ではない。子ども同士でも守り、
助け合えるように私たちが伝えていきましょう。」

私たちスタッフも普段から子どもたちで身を守れるように伝えてはいるけれど、(私個人の中でですが)どこかで「大人は子どもを守るもの」と
そこだけにスポットが当たっている時があったように思い、ハッとしました。

子どもたち同士でも、気を付けることができる。
教え合えることがある。自分を守ることができる。
そして、仲間同士で助け合える。
実際、小さなことかもしれないけれど、「車が来る音がするよー!」「ハチがいる!しーっ!(とまる)」と子どもたちが声をあげて、大人に知らせたり、近くの仲間に言えている場面がたくさんあることを思い出しました。
「子どもたちの力」を信じているし、伸ばしたいからこそ伝えていくことは大切。

野外でもたくさんの挑戦する場面があり、少しのケガも時にはあります。
危ないからやめなさい!と言うのは簡単。でも全てをストップしたくない。
「なんで危ないの?どうして?」と子どもたちの中に生まれる疑問。
目の前の挑戦をできるだけ応援したい。危険や楽しさも自分でわかりながら遊んだり、挑戦したりしながら学んでいってほしい。
時には自然の怖さや凄さを目の当たりにすることもあり…。
1人ではできないこと、仲間がいるからこその遊びもたくさんあります。

「お山の教室」で遊ぶ時だけでなく、普段の生活でも一緒にいる仲間を、そして自分を大事にしてほしいと改めて思うのでした。

今年も大きなケガなく思いっきり遊べるように私たちもまた気合を入れてやっていきたいと思います♪

最後に・・・先日の保々見地区で田んぼをお借りして泥んこ遊び!の一部をお届けします♪
青空の下、子どもたちの声が響いて思いきり遊びこみました♪