何層にも重なっていく遊びの時間

何層にも重なっていく遊びの時間

こんにちは。お山の教室スタッフのかほです。
桜が咲いて散るまでの時間がこんなにもあっと言う間だったかなあ…
今は八重桜が見頃の海士町。

そして、新緑がむくむくと顔を出し始めています。
「緑」といっても少しずつ違いがあって薄かったり、濃かったり…
お山の教室に通っている子どもたちも新年度も始まって、
子どもたちも学年が一つあがり保育園に入園してお山に来る回数が減ったりと
周りの環境も変わった子も多くそれぞれがきっと毎日大奮闘。。。
お母さん、お父さんも一緒だと思います。

それでも毎日の活動は変わらずに、また新しい季節を迎える。
同じようなことの繰り返しのように見える毎日でも子どもたちの遊びは
日々おもしろい。遊びの中に、学びがたくさんある。
2年目を過ごす子どもたちから感じるものがあります。


(何を作ってるのかな・・・?)

じっくり、本当にじっくりと自分の遊びに体も心も向かい合っている…
と思いきや周りを巻き込んで遊びの世界を広げる場面も。
見ているだけでこちらはにやにや。いいねいいね。と心の中でうなずく。


(なにつくってるの…??)

土曜クラスも始まり新しいメンバーとの出会いも!
保育園でも会っているので初対面という訳ではないけれど
じっくり遊ぶ中での新しい関係性はまたおもしろいのです。
どんな一年になるかなあ。楽しみ。

「!?」
(…こうしたらどうなるのかな)

どこからともなくポンッと出てきた思いや疑問、好奇心の芽も極力摘みたくない。
もちろん危険な部分はしっかりと声をかけるけどそうでない限りどんどんやってみてほしい。

(バッシャー―ン‼と勢いよくね)

大声を出すと気持ちがいい。
大笑いすると気持ちがいい。
思いっきり走って、汗かいて。じっくり集中するもよし。

大きくなること、成長することだけに目を向けすぎない。
たまには休憩。焦らずに。一歩進んでは、ちょっと立ち止まってみて
大切にしたいことを見失わないように。